PAGE2009 blog
ゼロリセット - 新たなグラフィックビジネスの船出-

3日間のプログラムはすべて終了しました。昨年より出展社が1割増えて、来場者も1割増えました。不思議とバランスがとれてますね。来場促進というのは難しいもので、JAGATだけががんばってもできないし、出展者側だけでもできないし、主催者と出展者全体で盛り上がらないと、来場者に盛り上がりが伝わらないようなものです。
今展示会の世界は2つに割れて、自動車ショーに自動車メーカがでないみたいな、盛り下がりが激しいものもある一方で、2009年の会場予約状況を見ると逆にタイトになるほど、やる気がでている分野もある。やはり変化の時期をチャンス到来と考えている人々もそれなりに多くいるということだろう。
近年のPAGEでは印刷会社とコラボしたいところが次々と参加してきているし、参加者も発注者側の熱心な会社が常連化している。中国への外注も単純作業だけというのではなく、いままで日本では経費的にやれなかったサービスを中国のスタッフが使えることで始めるものが増えている。これらは主に印刷原稿を作る前の作業と、また印刷物を使った後の処理(集計など)で、こういったところができることで、バリューチェーンの構築になる。
PAGEでこういう経営課題に気付いていただけただろうか?
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2009年02月06日(金)PAGE2009, デジタルサイネージZONE, 展示会デジタルサイネージのことを真剣に考えている人がそれほどたくさんいるとは思えないのだが、流行語のように盛り上がってきた。しかしそこにはハードメーカーのいう事例に基づいた淡い期待があるだけで、ビジネスの戦略が描けていない話も多い。記事 デジタルサイネージの真実と将来 でも取り上げたが、JR東日本のような例をよく観察すれば多くのヒントがある。
トレインチャンネルのことはなんとなく何年も見ていて、うすうす変化に気づいている方も多いだろうが、以前から今の形ではなった。もともと行き先・停車駅の表示やドア開閉など運行に伴う表示があった場所なので、そういった必須情報を右画面に表示して、ついでに左に広告や、ちょっとした暇つぶし/お楽しみコンテンツを表示している。
以前はTVコマーシャルのような動画が流れていたように記憶するが、その後犬のキャラクタが出てくるパラパラ漫画のようなオリジナルコンテンツがあったと思う。この犬が結構ヒットして今の番組スタイルになったようだ。こういった試みの中で番組編成やコンテンツ制作のノウハウあるいは仕様などが決まっていったのだろう。つまり受け入れられるデジタルサイネージになるには、どのようなことを検討する必要があるのかを知ることが重要だ。ここでは必須コンテンツ、キラーコンテンツ、番組編成、コンテンツ仕様などにノウハウがある。
パフォーマの岩田氏も、JR東日本のコンテンツ仕様ならどこでも間違いなく制作できるが、メーカーごとに仕様の決め方が異なるとか、どこまで細かく決めるかの違いで、うまく動かないこともあるというので、DTPと似た話だなと思った。また人になじんでもらうオリジナルコンテンツの開発も大変だろう。一般にチラシのPDFから一部分を抜き取って加工するようなケースが多いが、今後そういうものがいろいろ並んでいるような状態になると、やはりウケるコンテンツとか表示の仕方を何かもっていないと差別化はできない。
だから単位スペースが空いているから、電子看板を仕掛ければ広告収入が得られるのではないかというのは甘すぎるだろう。
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昨年のPAGEの初日は午前中が悪天候で来場が減ってしまったということがあったが、今年は快晴であったためか、朝から人足が順調で1日の来場者トータルとしても昨年をだいぶ上回った。やれやれである。何しろ景気が悪くて投資意欲はどん底かもしれないという不安があったのだが、まだまだ取り組むべきテーマが山のようにあるのがこのグラフィックアーツ分野であることを確認した。
しかし何かが例年とは違うという気もした。時間とともに人の波の多少はあるのだが、なぜか昼休み時間も人がとぎれなかった反面、夕方4時過ぎあたりの駆け込みでくる人は減った。まあなるべくじっくり見てもらった方が好ましいので、良いことではあるが、くる人の何かが変わっている。仕事がヒマだから昼間から来るのではないかという人もいたが、ちょっと違う気もする。
コンファレンスセミナーに関しては昨年並みの人の入りである。これもほっとした点だ。ただし参加者の顔ぶれは例年とかなり変わってきている。まずメーカー系の参加者が非常に少なくなった。支出に関しては戒厳令のようなものが出ていることもあるのだろう。その分を埋め合わせるかのように、地方からの参加者が増えた。しかし東京のいわゆる老舗印刷会社の参加は減っている。それと広告関係や周辺業界、プリントバイヤーの参加は増えている。
実際に展示においてプリプレス機器の占める割合は年々減っていて、その代わりにソリューション的なものが増えているのと、来場者・参加者の顔ぶれの変化は対応するように思える。さて第2日はどのようになるでしょう。
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デジタルサイネージでは、Cホールにパナソニックの巨大ディスプレイが搬入できて回転できるかどうか、疑問視されていたが、昨日無事に設置を終了。本日はコンテンツをセット。JAGATのPAGE関係者は月曜日から会場に入っていて、なかなか連絡がとれなかったかもしれません。当然ながら明日から金曜日まで3日間はずっとサンシャインで、JAGATのほうはPAGE関係者は留守です。スタッフに伝言の必要な方は、Cホール前の事務局に要連絡のメモを貼っておいてくだだい。必ずしもすぐに連絡できるかどうか、わかりませんが。
今年はすごい、「本気」を感じます。宿泊が必要な地方からも10~20人という単位でこられる会社も結構あります。また出展社も本気です。困難な状況の中でもPAGE2009に来た甲斐があったというような、他ではない発見があると思います。
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PAGE2009では恒例の(?)電塾コーナーで「初級デジタルフォト教室 & 中国美人モデル撮影会」が行われますが、プロのカメラマンがタダで指導してくれるということで、今年も賑わうでしょう。今年のモデルはどんな程度かな? と考えている人にはビックリのレベルです。何がビックリか…今はいえませんが。
当然展示会の方にも中国のアウトソーシング関係のサービスがいくつも見られるのですが、今年は開会式のテープカットも大連信息産業(日本で言うところの情報産業)局のJIN氏が参加されます。そのあとプレスミーティングなども行われる予定で、大連の実情の話がいろいろあるでしょう。こういった交渉途中で気づいたのですが、サブプライム問題に端を発する今回の株価急落とか金融から製造業の景気後退は、中国でも影響を受けているものの、今年の旧正月も派手に祝われたようで、景気後退といっても2桁の伸びが1桁台それも上限になったというくらいだから、我々が考えているほどではないようです。
日本企業の大連への進出は以前から盛んではあるのですが、いままで全く個別バラバラに行われていたものが、大連も東京に足がかりを作ろうとしているし、進出している日本企業も連携を必要としているし、地元大連の業者も次第に成長してきて、これからは業界対業界というちゃんとした付き合いに変わる兆しが見えてきました。
JAGATとしてもDTPエキスパート準拠の資格制度を大連及びアジアで行おうとしていますが、相手地域にまとまりがないとなかなか進みません。今回は中国および大連の産業誘致の大手ディベロッパーも参画し始めました。今までの中国とのコラボレーションとは一味違ったことがこれから起こると思います。サブプライムの影響もあまりなく成長する中国の元気が日本にも及ぶといいですね。
なお、ジョイントイベントでは株式会社 野村総合研究所が、2月6日(金)10:00-12:00に 大連DTPアウトソーシングセミナー で、デジタルデザイン業務を中国にアウトソーシングすることを考えるワークショップを行います。
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日本ではデジタル印刷に懲りた人も見かけるが、諸外国では先進国も発展途上国もガンガン使っている話を聞く。DTPの立ち上がりの時も写植製版のデジタルシステムが先に整備されてしまっていた日本は出遅れたことを思い出す。
デジタル印刷が良いものならば、印刷の発注者も受注者も、またデジタル印刷で今度やろうと考えるだろうが、日本はそうはなり難かったということだ。それはデジタル印刷そのものにモンダイがあるのか、デジタル印刷の取組みにモンダイがあるのか。一般に単価などデジタル印刷そのもののモンダイにする傾向もあるが、DPSの業者はちゃんとビジネスをしている。そういうところはどのように取り組んでいるのかを皆さんが気をつける必要があるのではないか。
ALPS協議会では、デジタル印刷の受発注双方の打合わせがスムースに進み、デジタル印刷の障害要因を克服し、デジタル印刷の仕事が好循環に向かうためのガイドライン作成作業をしているが、その全体像が見えるチェックリストをAホールで配布する。また、2月4日(水)にB1セッション「デジタル印刷をはぐくむ」において、デジタル印刷の受発注に携わっておられる方から、経験に基づく受発注の注意点や課題について話していただき、ディスカッションする時にも配る予定である。
実際の個々のデジタル印刷の仕事の局面では、これらチェックリスト全体を意識する必要はなく、これらの中から重要項目を受発注の双方が共通認識することがスタート点である。つまりお互いが重要視することが異なったままコラボレーションはできない、ということがわかってもらえばよいのではないか。
という意味では、長々としたデジタル印刷の解説よりも、ザット見渡せる数十項目のチェックリストは、結構実用的かなと思う。
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2009年01月30日(金)PAGE2009, デジタルサイネージZONE, 展示会PAGE2009のAホールで、新雑誌プリバリ印 の創刊号をアンケート引き換えでお渡しするので、その案内をいくつかの会場内の場所におくデジタルサイネージのコンテンツを作らなければならなかった。ハードウェアはサムスンの、お手軽液晶ポスター制作&表示システム ハルエとケイジ、というものである。これは画面がタテ位置なので、電源を入れるとXPが横倒しで立ち上がってくる。内部はフラッシュメモリだけでHDDは無い。外部からのデータ供給もUSBのフラッシュメモリである。データ領域は3GBくらいあるので、動画であってもループするコンテンツには不足はないと思う。
動画もいいだろうし、Flashも可能だし、いろいろ欲張って考えていたものの、ところが時間がないので、もうjpgのスライドショーにするしかなくなってしまった。ということで一晩のやっつけ仕事になってしまったが、結果として思ったことは、動画でなくてもいいじゃないか、ということだ。Flashのようなものでスクロールとかページめくりができるとスマートではあるが、土台デジタルサイネージは立ち止まってじっと見るものではないので、スマートかどうかはあまり関係ないかもしれない。
内容は、プリバリの紹介のコンテとして、
こと…よろ…
あら…マガ…
プリ…バリ…
みほ…ゲット…
という展開にした。最初は、あけ…おめ…からスタートしたかったが、もう2月だからね。会場で見つけてください。 -
2009年01月23日(金)PAGE2009, クロスメディアコンファレンス, デジタルサイネージZONE, デジタルメディアトラック, 展示会1月22日にデジタルハリウッド(御茶ノ水)でクロスメディアコンファレンス プレイベント「クロスメディア提案のヒント」が行われました。このコンファレンスの主催者には、あらかじめクロスメディアエキスパート情報マガジンにあるお弁当のクライアント「柴元」を想定して、クロスメディアエキスパート論述試験風に提案を考えてきていただいて、簡単に発表していただきましたが、これが結構本気で聞き応えのあるものでした。自分で「柴元」への提案を考えた事のある人には大いに参考になったのではないでしょうか。
もともと試験のような縛りはなく、自由に言いたい放題をいっていただくものだったので、各社各様の取り上げ方で、一様な提案の横並びではなかったのもよかたのかと思います。本番のクロスメディアコンファレンスでも提案のヒントになるようなテーマを掲げていただけるとことろもあるようなので、クロスメディアを追及している方にはよい機会になると思います。なかでもモバイル マーケティング ソリューション協議会 (MMSA)さんは、5件も意欲的な発表があるようだし、編集工学研究所さんはモノゴトの整理・まとめ方の訓練の機会になるし、XMLコンソーシアムさんは仲間作り、というように多彩な内容なので、お友達も誘ってあげてください。
なを、「柴元」への提案という宿題をすっかり忘れておられた、デジタルサイネージコンソーシアムさんも、今後のサイネージの見通しについて大胆なお話をいただきました。引用していいのかどうかわかりませんが、2015年にはデジタルサイネージは1兆円市場になって広告は3000億円、一方TV広告は半分になる。しかしTV広告をデジタルサイネージが喰うのではなく、サイネージのうちナショナルクライアントは15%くらいで、85%は「柴元」みたいなスーパーローカルクライアントだろうとしめくくられました。この文章がモンダイ有りでしたら、その箇所を削除しますから、ご連絡ください。>デジタルサイネージコンソ様。


