ゼロリセット - 新たなグラフィックビジネスの船出
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  • 技術革新がもたらす選手交替

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    今がそうであるが、誰にとっても大変な時期というのはある。2000年過ぎのITバブル崩壊時もそういうことがあった。日本の電子部品関係はその次期に大きく後退してしまった。一方Google、Amazon、Ebay、SNSなどはその時期を契機に大きく躍進し、それ以前のモデルを破壊していった。GoogleはYahoo!のようなポータルサイトに打ち勝ち、Amazonは既存の本屋のECに勝ち、EbayもSNSも人々の日常生活に深く食い込んで新聞の案内広告などを落ち目にしてしまった。

    一旦、技術革新の荒波で振り落とされてしまった場合に、古い選手の復活とか逆転は起こるのだろうか? 活字から写植に転換できなかったところがDTPで復活したとかいうようなことはほぼない。今Net対応で出遅れたところが、今後逆転する機会もあまりあるとは考え難い。我々は1980年代以降、技術革新からそれてしまったビジネスは、ニッチの蛸壺のようなところで生き延びるか、無くなるかという冷酷な現実をいろいろ見てきた。

    しかし今は技術革新にしがみつくこともなかなか困難になりつつある。アメリカのマスメディアは紙であれTVであれ、今までそれなりにオンラインでも戦っていたが、今非常に危ういところに居る。マスメディアビジネスの余力でアルバイト的にできるほどデジタルメディアは安直なものではなくなって、オンラインとマスメディアの同居がやり難くなったから、である。

    いっそのこと今までの母屋であるマスメディアをやめて、オンラインで本業をやり直すくらいのところでないと生き残れないのではないか。中途半端なネット・ITのモデルというのは大変競争力を失ってしまったように思える。今回のPAGEは困難な状況の中での出展や参加ということで本気度の高い出会いが期待できる。PAGE2009を契機に将来の勝ち組が生まれたりして欲しいものだ。

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