PAGE2009 blog

ゼロリセット - 新たなグラフィックビジネスの船出
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    2009年02月07日(土)PAGE2009, 展示会

    3日間のプログラムはすべて終了しました。昨年より出展社が1割増えて、来場者も1割増えました。不思議とバランスがとれてますね。来場促進というのは難しいもので、JAGATだけががんばってもできないし、出展者側だけでもできないし、主催者と出展者全体で盛り上がらないと、来場者に盛り上がりが伝わらないようなものです。

    今展示会の世界は2つに割れて、自動車ショーに自動車メーカがでないみたいな、盛り下がりが激しいものもある一方で、2009年の会場予約状況を見ると逆にタイトになるほど、やる気がでている分野もある。やはり変化の時期をチャンス到来と考えている人々もそれなりに多くいるということだろう。

    近年のPAGEでは印刷会社とコラボしたいところが次々と参加してきているし、参加者も発注者側の熱心な会社が常連化している。中国への外注も単純作業だけというのではなく、いままで日本では経費的にやれなかったサービスを中国のスタッフが使えることで始めるものが増えている。これらは主に印刷原稿を作る前の作業と、また印刷物を使った後の処理(集計など)で、こういったところができることで、バリューチェーンの構築になる。

    PAGEでこういう経営課題に気付いていただけただろうか?

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    2009年02月06日(金)PAGE2009, デジタルサイネージZONE, 展示会

    デジタルサイネージのことを真剣に考えている人がそれほどたくさんいるとは思えないのだが、流行語のように盛り上がってきた。しかしそこにはハードメーカーのいう事例に基づいた淡い期待があるだけで、ビジネスの戦略が描けていない話も多い。記事 デジタルサイネージの真実と将来 でも取り上げたが、JR東日本のような例をよく観察すれば多くのヒントがある。

    トレインチャンネルのことはなんとなく何年も見ていて、うすうす変化に気づいている方も多いだろうが、以前から今の形ではなった。もともと行き先・停車駅の表示やドア開閉など運行に伴う表示があった場所なので、そういった必須情報を右画面に表示して、ついでに左に広告や、ちょっとした暇つぶし/お楽しみコンテンツを表示している。

    以前はTVコマーシャルのような動画が流れていたように記憶するが、その後犬のキャラクタが出てくるパラパラ漫画のようなオリジナルコンテンツがあったと思う。この犬が結構ヒットして今の番組スタイルになったようだ。こういった試みの中で番組編成やコンテンツ制作のノウハウあるいは仕様などが決まっていったのだろう。つまり受け入れられるデジタルサイネージになるには、どのようなことを検討する必要があるのかを知ることが重要だ。ここでは必須コンテンツ、キラーコンテンツ、番組編成、コンテンツ仕様などにノウハウがある。

    パフォーマの岩田氏も、JR東日本のコンテンツ仕様ならどこでも間違いなく制作できるが、メーカーごとに仕様の決め方が異なるとか、どこまで細かく決めるかの違いで、うまく動かないこともあるというので、DTPと似た話だなと思った。また人になじんでもらうオリジナルコンテンツの開発も大変だろう。一般にチラシのPDFから一部分を抜き取って加工するようなケースが多いが、今後そういうものがいろいろ並んでいるような状態になると、やはりウケるコンテンツとか表示の仕方を何かもっていないと差別化はできない。

    だから単位スペースが空いているから、電子看板を仕掛ければ広告収入が得られるのではないかというのは甘すぎるだろう。

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    2009年02月04日(水)PAGE2009, 展示会

    昨年のPAGEの初日は午前中が悪天候で来場が減ってしまったということがあったが、今年は快晴であったためか、朝から人足が順調で1日の来場者トータルとしても昨年をだいぶ上回った。やれやれである。何しろ景気が悪くて投資意欲はどん底かもしれないという不安があったのだが、まだまだ取り組むべきテーマが山のようにあるのがこのグラフィックアーツ分野であることを確認した。

    しかし何かが例年とは違うという気もした。時間とともに人の波の多少はあるのだが、なぜか昼休み時間も人がとぎれなかった反面、夕方4時過ぎあたりの駆け込みでくる人は減った。まあなるべくじっくり見てもらった方が好ましいので、良いことではあるが、くる人の何かが変わっている。仕事がヒマだから昼間から来るのではないかという人もいたが、ちょっと違う気もする。

    コンファレンスセミナーに関しては昨年並みの人の入りである。これもほっとした点だ。ただし参加者の顔ぶれは例年とかなり変わってきている。まずメーカー系の参加者が非常に少なくなった。支出に関しては戒厳令のようなものが出ていることもあるのだろう。その分を埋め合わせるかのように、地方からの参加者が増えた。しかし東京のいわゆる老舗印刷会社の参加は減っている。それと広告関係や周辺業界、プリントバイヤーの参加は増えている。

    実際に展示においてプリプレス機器の占める割合は年々減っていて、その代わりにソリューション的なものが増えているのと、来場者・参加者の顔ぶれの変化は対応するように思える。さて第2日はどのようになるでしょう。

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    2009年02月03日(火)PAGE2009, 展示会

    デジタルサイネージでは、Cホールにパナソニックの巨大ディスプレイが搬入できて回転できるかどうか、疑問視されていたが、昨日無事に設置を終了。本日はコンテンツをセット。JAGATのPAGE関係者は月曜日から会場に入っていて、なかなか連絡がとれなかったかもしれません。当然ながら明日から金曜日まで3日間はずっとサンシャインで、JAGATのほうはPAGE関係者は留守です。スタッフに伝言の必要な方は、Cホール前の事務局に要連絡のメモを貼っておいてくだだい。必ずしもすぐに連絡できるかどうか、わかりませんが。

    今年はすごい、「本気」を感じます。宿泊が必要な地方からも10~20人という単位でこられる会社も結構あります。また出展社も本気です。困難な状況の中でもPAGE2009に来た甲斐があったというような、他ではない発見があると思います。

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    2009年02月02日(月)PAGE2009

    表紙は写真で見ると地味ですが、印のところはUV厚盛り印刷によって、ある程度のインパクトがあるようなデザインだ。このUV厚盛り印刷は結構クセもので、今回もこの表紙が制作スケジュールのネックにもなったが、あまりバタバタした中ではやらない方がよい。

    本誌の記事の中にも、注意点について書かれているが、モノの加工に関してはいろいろなノウハウの積み重ねがあってこそ可能になることで、適当に冒険をすると大変な授業料を払わなければならない恐れもある。こんな点を発注者と共に情報共有していくというのが、プリバリのひとつの役目であると思っている。

    PAGE2009DMアンケート用紙と引き換えでもれなく創刊号をプレゼントします。
    (引換所:展示ホールA ワールドインポートマート4階

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    2009年02月02日(月)PAGE2009, 展示会, 電塾コーナー

    PAGE2009では恒例の(?)電塾コーナーで「初級デジタルフォト教室 & 中国美人モデル撮影会」が行われますが、プロのカメラマンがタダで指導してくれるということで、今年も賑わうでしょう。今年のモデルはどんな程度かな? と考えている人にはビックリのレベルです。何がビックリか…今はいえませんが。

    当然展示会の方にも中国のアウトソーシング関係のサービスがいくつも見られるのですが、今年は開会式のテープカットも大連信息産業(日本で言うところの情報産業)局のJIN氏が参加されます。そのあとプレスミーティングなども行われる予定で、大連の実情の話がいろいろあるでしょう。こういった交渉途中で気づいたのですが、サブプライム問題に端を発する今回の株価急落とか金融から製造業の景気後退は、中国でも影響を受けているものの、今年の旧正月も派手に祝われたようで、景気後退といっても2桁の伸びが1桁台それも上限になったというくらいだから、我々が考えているほどではないようです。

    日本企業の大連への進出は以前から盛んではあるのですが、いままで全く個別バラバラに行われていたものが、大連も東京に足がかりを作ろうとしているし、進出している日本企業も連携を必要としているし、地元大連の業者も次第に成長してきて、これからは業界対業界というちゃんとした付き合いに変わる兆しが見えてきました。

    JAGATとしてもDTPエキスパート準拠の資格制度を大連及びアジアで行おうとしていますが、相手地域にまとまりがないとなかなか進みません。今回は中国および大連の産業誘致の大手ディベロッパーも参画し始めました。今までの中国とのコラボレーションとは一味違ったことがこれから起こると思います。サブプライムの影響もあまりなく成長する中国の元気が日本にも及ぶといいですね。

    なお、ジョイントイベントでは株式会社 野村総合研究所が、2月6日(金)10:00-12:00に  大連DTPアウトソーシングセミナー で、デジタルデザイン業務を中国にアウトソーシングすることを考えるワークショップを行います。

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    今がそうであるが、誰にとっても大変な時期というのはある。2000年過ぎのITバブル崩壊時もそういうことがあった。日本の電子部品関係はその次期に大きく後退してしまった。一方Google、Amazon、Ebay、SNSなどはその時期を契機に大きく躍進し、それ以前のモデルを破壊していった。GoogleはYahoo!のようなポータルサイトに打ち勝ち、Amazonは既存の本屋のECに勝ち、EbayもSNSも人々の日常生活に深く食い込んで新聞の案内広告などを落ち目にしてしまった。

    一旦、技術革新の荒波で振り落とされてしまった場合に、古い選手の復活とか逆転は起こるのだろうか? 活字から写植に転換できなかったところがDTPで復活したとかいうようなことはほぼない。今Net対応で出遅れたところが、今後逆転する機会もあまりあるとは考え難い。我々は1980年代以降、技術革新からそれてしまったビジネスは、ニッチの蛸壺のようなところで生き延びるか、無くなるかという冷酷な現実をいろいろ見てきた。

    しかし今は技術革新にしがみつくこともなかなか困難になりつつある。アメリカのマスメディアは紙であれTVであれ、今までそれなりにオンラインでも戦っていたが、今非常に危ういところに居る。マスメディアビジネスの余力でアルバイト的にできるほどデジタルメディアは安直なものではなくなって、オンラインとマスメディアの同居がやり難くなったから、である。

    いっそのこと今までの母屋であるマスメディアをやめて、オンラインで本業をやり直すくらいのところでないと生き残れないのではないか。中途半端なネット・ITのモデルというのは大変競争力を失ってしまったように思える。今回のPAGEは困難な状況の中での出展や参加ということで本気度の高い出会いが期待できる。PAGE2009を契機に将来の勝ち組が生まれたりして欲しいものだ。