ゼロリセット - 新たなグラフィックビジネスの船出
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  • 成功も失敗もパートナー次第

    scissors
    2009年01月19日(月)PAGE2009, 基調講演

    PAGEというイベントは、出会いの場でもある。セミナーやコンファレンスのひとつのセッションに3名内外のスピーカーが関係している場合が多いが、打合わせのミーティングを通じてお互いのビジネスに関心を高めてしまうことがよくある。実際にいっしょにプロジェクトをしたり、提携関係が出来てしまうこともある。それは発表者と聴衆の関係でも起こることで、セッション後に講師と名刺交換して具体的なビジネスの話をする例は多い。

    基調講演A0セッション  ビジネスを推進するメディア戦略・戦術 に登場いただくミサワホームの事例もそのようなことだったと聞く。画像データベースを核に営業支援のシステムを提供したのは、PAGEの参加者であった印刷会社で、息の長いよい関係からシステムの成長というのが成し遂げられた例である。

    システムを構築する際の前段階での調査は大変重要であるし、そこに手間暇や金をかけてちゃんと分析しないと良いシステムにならないが、システムを手がける会社の理解能力というのが大変な問題である。特に一般性のない業務の場合は、専門分野に強いシステム会社に頼みたいが、えてしてそういう会社はITの側が旧態依然とした考え方をしている場合がある。ベンチャーのように新しい技術に意欲的であっても、クライアントの業務の理解がおぼつかないという傾向もある。

    このようにパートナー探しは難しいものであるが、ある意味ではPAGEのテーマとか、その中の各セッションの切り口の特徴は、同じような指向の会社を集めるので、話し合いが始まりやすいという効果があったようだ。ITやメディアのビジネスが抱える課題はまだ非常に多く、ひとつひとつ悠長に時間をかけられないものがある。今回のPAGE2009は不景気のさなかにも関わらず、熱気のある発表者や出展社に集まっていただくことができた。連載記事3の 災い転じて福となす ゼロリセットでスタートでは、本当に困った時こそ、本当に役立つものが選ばれる、と書いたが、今年撒かれた種が、2~3年後に成果を出してまたPAGEで発表されるようになってもらいたい。

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