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プリント

トランスプロモの背景と実用

掲載日: 2009年03月28日

ダイレクトメールにおいて、トランスプロモの概念や実用化のためのバリアブルプリントが注目されるようになってきた。

■トランスプロモのコミュニケーション
グループワンソフトウエアはもともとビジネスインテリジェンスのツールを中心にビジネスを行ってきた。データベースからデータを抽出し、インテリジェントに加工し必要なデータを作り出す。レポーティングするためのグラフィカルのツールもある。
現在、グループワンがターゲットにしているのが、トランスプロモという分野である。

メールストリームのバリューチェーンを考えてみると、既存のDBから必要なデータを抽出し、それをベースにしてドキュメントを作る。そのドキュメントをベースにアーカイブし、印刷した後に郵送業者に届けられ、さらに顧客に届けられるという形になる。
また、アーカイブされたデータは、Webでも開示するという使い方をする。

コールセンターも、Webで同じ情報を見ることができる。問い合わせしてくる顧客と同じものを見ているために、レスポンスが早くなる。
これは、明確なコストダウンにつながる。

■マルチチャネル実現のためのコンセプト
企業側の経営戦略に、市場シェア主義なのか顧客シェア主義なのかという観点がある。市場シェアを増やすなら、難しいバリアブルプリントはあまり価値がない。
100万ユーザー中の上澄みの30万ユーザーに注力し、ビジネス拡大を狙うのが顧客シェア主義である。
そのために必要なのが、紙やWebだけではなく、さまざまな手段を含めたマルチチャネル・インテグレーションである。

■トランスプロモの有効性
トランスプロモの特徴は、95%以上の非常に高い開封率と言われている。それが請求明細などのステートメントになり、マーケティングの広告をタイムリーに差し込むことができる。優良な顧客を見つけて、つかんで、囲い込むことが目的である。

■フルカラーのトランスプロモ導入事例
現在、国内のカード会社で活用されているフルカラーのトランスプロモの事例がある。
A3の両面に、バリアブルの広告を差し込んで印刷を行っている、トランスプロモの典型的なパターンである。
実際に販売面でトランスプロモの効果が出ている。また、コールセンター側でも利用されており、さまざまな効果が出ている。RFM分析という商品購買の頻度・金額など、非常に高度な顧客分析もおこなっている。それらを含めて、非常に高い評価を得て、今後ますます進めていく形で進んでいる。

(この続きはテキスト&グラフィックス研究会会報「T&G」277号に掲載しています)

 

 


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