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電通の「2012年日本の広告費」をベースに広告業界の「媒体別の動向」「業種別の動向」を解説。さらに2013年以降のメディア環境・メディア変革について探る。
2012年は、ロンドンオリンピック開催による経済効果、円安基調や政権交代による景気刺激策によって、日本経済が本格的に回復する兆しがみえた年だった。総広告費は5年ぶりに前年実績を上回り、衛星メディア関連広告費、インターネット広告費も堅調に推移した。
そうした状況を踏まえて、第一部では、電通の森永氏と立木氏のお二人から、二段構えで2012年日本の広告費について報告する。最初に広告費に影響を与えたプラス・マイナス要因を探る。そのあと電通総研編の『情報メディア白書2013』の内容をもとに、2013年以降の総広告費やメディア業界はどうなるのか、最新のメディアトピックスを交えながら解説する。
一方メディアやライフスタイルの変化によって、生活者の購買行動も変化してきている。それに伴いSNS活用など企業の広告のあり方も再検討する時期に来ている。第二部ではニコニコ動画の杉本氏より、広告ビジネス、動画ビジネスの現状を紹介する。さらにメディアを取り巻く状況把握と今後の可能性を探る。
niconicoなどの動画サービス、ソーシャルメディアが出現して数年が経過したが、昨年頃からネットインフラを利用したサービスを軸に世の中が変化してきている。その過程でどんな事象が起きているのか、今後どういったビジネスの可能性があるのかを語る。
※ご参加者に「日本の広告費」の冊子を配布いたします。
2013年03月06日(水) 14:00~16:30(受付は13:30より)
14:00-15:10 「2012 日本の広告費と2013年以降の動向」
①「2012 日本の広告費について」
(1)「日本の広告費」の概要
(2)媒体別の動向
(3)広告費に影響を与えたプラス・マイナス要因
②「業種別の動向」
(1)「情報メディア白書」の概要
(2)2013年以降のメディア環境
森永氏略歴:1967年生まれ。早稲田大学商学部出身。電通CMプランナー・プロデューサーを経て、現職。
立木氏略歴:1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部出身。消費者研究センター、大手自動車会社の営業マーケティング担当を経て、現在に至る。
15:20-16:20 「スマホ時代のメディア環境――niconicoとメディア変革」
メディアやライフスタイルの変化によって、生活者の購買行動も変化してきている。それに伴いSNS活用など企業の広告のあり方も再検討する時期に来ている。また新たなメディアが模索されている。広告ビジネス、動画ビジネスの現状、およびメディアを取り巻く状況と今後の可能性を語っていただく。
(1)niconico(サービス)について
(2)プラットフォーム(メディアの構造)
(3)従来メディアとの差異
(4)ライブ感・参加感の演出
(5)提言「これからのネットサービスに必要な思考」
杉本氏略歴:気象情報会社のウェザーニューズなどを経て、2003年ドワンゴに入社。モバイル向けのビジネスツールや電子書籍サイトなどの新規事業を担当し、メールポータルニワンゴの立ち上げに携わる。2007年12月社長就任。動画サイト「niconico(ニコニコ動画)」の運営指揮にあたる。株式会社ドワンゴ 広報部長 株式会社ドワンゴコンテンツ ニュースプラットフォーム部長、株式会社ニワンゴ代表取締役社長、株式会社スカイスクレイパー取締役。
<会場>
会場
公益社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
JAGAT会員・一般 15,750円
<要項>
【Webからのお申込み】
一般/JAGAT会員用:こちらのフォームからお申込みください。
【FAXでのお申込み】
こちらの申込書を出力して、FAX(03-3384-3216)にて申し込みください。
プリンティング・マーケティング研究会メンバーの方は別途送付しております
メンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座にセミナー開催日までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。
■問い合わせ先
内容に関して
プリンティング・マーケティング研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 販売管理 電話:03-5385-7185(直通)