本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
page2013のテーマは「拡大!コミュニケーション支援ビジネス」です。
page2013では、グラフィックアーツの最新技術トレンドや経営戦略、将来ビジョンについて、さまざまな情報が発信されます。Webやネットワーク、デジタルメディア戦略との融合など、これからのメディアビジネスを担うための知識やヒントを得る機会となるでしょう。
カンファレンスでは、グラフィックアーツやデジタルメディア、印刷マーケティングなど下記の分野における先進的な事例や課題について、テーマ別にプレゼンテーションとパネルディスカッションがおこなわれます。
JAGATでは、2-3年後に向けて新ビジネスの開発や課題解決に取組んでいる方で、pageカンファレンスのスピーカーとして参加していただける方を広く募集します。
※ご応募いただいたすべての方に、スピーカーをお願いするわけではありません。テーマ・内容によって、お断りする場合がありますのでご了承ください。
ご応募いただいた方はpage2013基調講演にご招待いたします。また各セッションで発表いただくことが決まったスピーカーの方には、カンファレンス全セッションに参加できるフリーパスを差し上げます。
※なお、昨年度のカンファレンスやトラックの詳細については、 page2012カンファレンスをご参照ください。
1)事前にWeb会員登録をお済ませのうえ、ログイン してください。(→会員登録がまだの方はこちら からご登録ください。)
2)申込フォームより、必要項目([1]発表できるテーマ(概略)/[2]ご氏名(社名・部署役職名)/[3]ご連絡先(メール・TEL) )をご記入の上お申込ください。応募完了後には確認メール(自動)が届きます。
3)結果につきましては、10月下旬(予定)にメールにてご連絡させていただきます。
<締切>
2012年10月21日(日) ※延長しました。 2012年10月12日(金)
公益社団法人日本印刷技術協会 page2013カンファレンス事務局 (
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)
〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11 TEL 03-3384-3113
2013年2月6日(水)~8日(金)
サンシャインシティワールドインポートマート
主催 公益社団法人日本印刷技術協会
FacebookやTwitterの普及、ソーシャルアプリ市場の盛り上がり、様々なスマートフォン端末・タブレット端末の登場により、IT活用とコミュニケーション技術に変革が続いている。サービスにソーシャルテクノロジーを融合させる試みが続き、有線・無線のインフラも整備されWebソリューションはますます発展すると予測される。
ソフト・ハード両面の成熟で、メディアをクロスしたビジネスはどのような可能性を秘めているかを考える。
従来は、印刷用(DTP)データから手作業でWebコンテンツや電子書籍の形式に変換することも少なくなかったが、時代はデジタルファーストへと進化している。カタログやチラシ・情報誌、マニュアルや会社案内でさえも、CGや動画を取り入れた電子版を制作するなどの試みが珍しくなくなってきた。つまり、Webや電子書籍などの電子デバイスと印刷メディアを想定してコンテンツの一元化を図ることが、必要となってきた。
今後のグラフィックビジネスは、印刷物の品質だけを問うのではなく、さまざまな電子デバイスにむけたコンテンツ制作へと進化していくことが求められている。
世の中はマスマーケティングからよりパーソナルな志向へと変化が進んでおり、多品種小ロット化がさらに進展することは疑いない。そのため、デジタル印刷を避けて通ることはできない。
デジタル印刷では、設備を導入すればすぐに儲かるということはない。デジタル印刷は、新たな商品開発やマーケティングとの連携が重要であり、Web to Printなどと連動したソリューションを開発しなければならないビジネスである。
需給ギャップに苦しみ、大きな環境変化に直面しつつある印刷業にとって、収益を確保するマネジメントの確立は大きなテーマだ。ITを駆使した「見える化」の実現、生産管理の高度化・省力化は有効な手段となり、MISに求められる役割は増している。今後は、社内の効率化だけでなく、受注確保の戦略的なワークフロー構築も求められるだろう。SCM(サプライチェーンマネジメント)視点の物流、調達の最適化も検討事項だ。JDFの機器接続インタフェースとしての重要性は変わっていない。引き続き動向には注目していく。
ダイレクトマーケティングは顧客に情報や商品を直接届ける販売手法として成長し、バリアブル印刷やOne to Oneマーケティングを目指したCRMツールにまで進化を遂げた。昨今では印刷媒体だけでなく、ネットやTVなど複数媒体を絡ませるクロスメディア展開が最重要戦略となってきた。また、ダイレクトマーケティングに不可欠な個人情報の扱いについても、より慎重さが求められている。
社会構造の変革が進むに伴い、印刷会社の役割も大きく変わりつつある。少子高齢化、デジタル化、デフレの進行、環境意識の高まり、国際競争の激化。印刷会社には、社会の大きな変化の中に商機を見つけるスタンスが求められる。
現状と変化をどう捉え、どのように対応していくべきか。幅広い視点から考える。