本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
年間広告費が「雑誌」を超える一方、ネット広告費続伸、複数メディア展開など、フリーペーパーをめぐる環境は変化が続く。また、コミュニケーションツールの自治体広報誌や社内報では効率性や効果を考え、紙+αの事例が増えている。
フリーペーパーの広告費は2550億円(前年比96.6%)と4年連続の減少、休・廃刊も続いている。しかし、調査開始以来初めて雑誌(2542億円)を上回るなど、明るい兆しも見えてきた。紙と電子を組み合わせた訴求など変化の続くメディア環境に直面するフリーペーパーの課題と未来を考える。
震災以降、重要性が再認識された広報誌。従来の紙の広報誌と合わせてFacebookやTwitterなどSNSを使った情報発信やメディアユニバーサルデザインを意識した誌面作り、電子書籍化など、あらゆる手段で住民に情報を伝える努力が続けられている。最新事例や最新動向、今後の見通しを探る。
発行回数やページ数の削減、紙から電子への移行など、厳しい経済環境下にある企業では社内誌も経費削減の対象となっている。しかし、その一方で電子から紙へと戻ってくる企業もあるようだ。各種調査から見えてくる社内報の最新事情や活用事例などを解説する。
2012年07月09日(月) 14:00-16:40(受付は13:30より)
14:00-14:50 「フリーペーパー市場の最新動向」
(1)フリーペーパーの市場規模
(2)フリーペーパーの創刊・休廃刊
(3)今年のトレンドと電子化への動き
(4)海外のフリーペーパー
(5)フリーペーパーの課題と未来
久保氏略歴:昭和29年8月青森市出身。昭和52年お茶の水女子大学卒業。同54年サンケイリビング新聞社入社、平成4年編集部長、同6年リビング生活研究所主任研究員に。同10年日本生活情報紙協会(JAFNA)へ出向、同18年事務局長となり現在に至る。早稲田大学メディア文化研究所招聘研究員。
14:50-15:40 「連携で高まる『広報力』~自治体広報の現場から」
(1)自治体広報の現状‐見直される「紙」の役割
(2)さまざまな連携①‐広報紙を中心に
(3)さまざまな連携②‐広報活動全般
(4)今後の課題
中城氏略歴:新聞社(記者)などを経て、1993年日本広報協会入社。企画開発室、編集部などを経て現職。月刊『広報』の編集のほか、他媒体の取材、ライティング業務などを担当。
15:50-16:40 「社内報市場と印刷会社の役割」
(1)社内報市場の概況
(2)『社内誌白書』に見る社内報の動向
(3)優秀な社内報とは
(4)今後の社内報とは
(5)印刷会社への要望
豊田氏略歴:㈱リクルート、㈱魚力を経て、㈱ナナ・コーポレート・コミュニケーションに入社。「月刊総務オンライン」、社内報サポートサービス「Commu-Suppo」を立ち上げ、社内広報事業部の取締役、ナナ総合コミュニケーション研究所の所長として社内報のコンサルを担当。2012年7月1日より『月刊総務』編集長、ナナ総研のアドバイザーに就任。
<会場>
東京会場
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
JAGAT会員・一般 15,750円
<要項>
【Webからのお申込み】
一般/JAGAT会員用:こちらのフォームからお申込ください。
【FAXでのお申込み】
こちらの申込書を出力して、FAX(03-3384-3216)にて申し込みください。
プリンティング・マーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しております
メンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座にセミナー開催日までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。
■問い合わせ先
内容に関して
プリンティング・マーケティング研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 販売管理 電話:03-5385-7185(直通)