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2007年新入社員意識調査 その2
掲載日: 2009年02月14日
(その1からつづき)

■11年前に比べて残業したくない人が倍増
さて今度は新入社員の本音に迫ってみたい。
残業に対してどう考えているか。11年前と比べると残業をしたくない派が2倍に増えている(前回9.8%、今回19.6%)。お金になるので求められればする派は11年前とほぼ同じだが、お金ではなく求められれば応じる派が20%も下がり、その分が残業しない派に移行する結果となった。このへんも実際に配属が決まり仕事が始まると考え方も違ってくるものであろう。
初任給は18~20万が32%
初任給は大卒が多くなったこともあり11年前と比べ確実にワンランク上がっている。20~22万円以上という人が、以前は2.7%しかいなかったのが、今回は17%と6倍以上に増えている。また一番多かったのが16~18万円であったが、今回は18~20万が32%でトップである。この初任給はもちろん企業によって差があるが、地域によってもかなりの差が見られる、これも地域格差拡大の一つであろうか。実は地域別で見ると、東京の初任給が高く、一番多い18~20万円が37.5%で、次に20万~22万円が25.5%もある。また、大阪でも20万~22万円が25.5%を占め、全体平均を押し上げている。これは学歴の大卒比率が大きく影響しているのは明らかである。東京以外では最も多いのが16~18万円で3割から4割弱を占めている。また、東京・大阪で20万~22万円が25.5%を占めているが、地方ではわずかである。東京は給与も高いが出費もかさむことを考えれば、暮らしやすさとはイコールにならない。


新入社員は概して、売り上げ貢献をしないで、社会のこと、仕事のことを手取り足取り、先輩から教えてもらっている。本当に会社に貢献できるようになるのは数年後と言えるだろう。新入社員は戦力になるまで、まさに投資である。これからの可能性に懸けているわけだ。新入社員としてはその期待、可能性にこたえてほしい。
では、新入社員が会社にアピールできることは何か。「やる気・意欲」が21.1%でトップである。何よりも必要なことかもしれない。能力があってもそれを発揮できるかどうかは、やる気・意欲にほかならない。そのバイタリティーをそのまま維持してもらいたいし、企業もその気持ちを失せさせないよう、フォローが大切である。2番目に「体力」よりも「協調性」が上にある。今の若者は「わがまま」「自分勝手」などとよく言われるが、彼ら自身が協調性をアピールしているのが面白い。個人としての意見や考え方はしっかりともった上で、周りの人と協調していくことは社会人としては大切な一面であろう。
■印刷会社の求人もインターネット時代
新入社員がどのようにして印刷会社と出合ったのか。新入社員募集の決定版はやはり「学校での求人募集」で、3割を超えている。予想では学校と就職イベントや就職情報誌が双璧をなすかと思ったが、もう一方はインターネットであった。ネットも人材募集には欠かせないツールになったと言えよう。この動向はまさに印刷ビジネスの動向そのものであろうか。


一方、学校の3分の1程度ではあるが、親族・知人という口コミがあるのも人材募集の特徴である。
印刷会社のことが、会社説明会や面接でよく伝わったのだろうか。コミュニケーション産業としては気になるところである。何とか及第点はもらえただろうか。「まあまあ理解できた」が68%。「よく理解できた」が16%であった。しかし、「理解できなかった、あまりできなかった」を合わせると15%もあり、10人に1人以上は理解できていないわけで、まだ改善の余地があると言えるだろう。
印刷会社自体も変革期の途上で、多様なビジネスにチャレンジしており、自社の説明がひと筋縄ではいかなくなってきており、どう自社を理解してもらうか、表現していくか、またどんなメディアを駆使するか、まさに人材募集はビジネスの実践道場でもある。
本報告が、今後の人材募集・新人育成の一助になれば幸いです。
(日本印刷技術協会 人材育成を考える会 事務局)

■11年前に比べて残業したくない人が倍増
さて今度は新入社員の本音に迫ってみたい。
残業に対してどう考えているか。11年前と比べると残業をしたくない派が2倍に増えている(前回9.8%、今回19.6%)。お金になるので求められればする派は11年前とほぼ同じだが、お金ではなく求められれば応じる派が20%も下がり、その分が残業しない派に移行する結果となった。このへんも実際に配属が決まり仕事が始まると考え方も違ってくるものであろう。
初任給は18~20万が32%
初任給は大卒が多くなったこともあり11年前と比べ確実にワンランク上がっている。20~22万円以上という人が、以前は2.7%しかいなかったのが、今回は17%と6倍以上に増えている。また一番多かったのが16~18万円であったが、今回は18~20万が32%でトップである。この初任給はもちろん企業によって差があるが、地域によってもかなりの差が見られる、これも地域格差拡大の一つであろうか。実は地域別で見ると、東京の初任給が高く、一番多い18~20万円が37.5%で、次に20万~22万円が25.5%もある。また、大阪でも20万~22万円が25.5%を占め、全体平均を押し上げている。これは学歴の大卒比率が大きく影響しているのは明らかである。東京以外では最も多いのが16~18万円で3割から4割弱を占めている。また、東京・大阪で20万~22万円が25.5%を占めているが、地方ではわずかである。東京は給与も高いが出費もかさむことを考えれば、暮らしやすさとはイコールにならない。


新入社員は概して、売り上げ貢献をしないで、社会のこと、仕事のことを手取り足取り、先輩から教えてもらっている。本当に会社に貢献できるようになるのは数年後と言えるだろう。新入社員は戦力になるまで、まさに投資である。これからの可能性に懸けているわけだ。新入社員としてはその期待、可能性にこたえてほしい。
では、新入社員が会社にアピールできることは何か。「やる気・意欲」が21.1%でトップである。何よりも必要なことかもしれない。能力があってもそれを発揮できるかどうかは、やる気・意欲にほかならない。そのバイタリティーをそのまま維持してもらいたいし、企業もその気持ちを失せさせないよう、フォローが大切である。2番目に「体力」よりも「協調性」が上にある。今の若者は「わがまま」「自分勝手」などとよく言われるが、彼ら自身が協調性をアピールしているのが面白い。個人としての意見や考え方はしっかりともった上で、周りの人と協調していくことは社会人としては大切な一面であろう。
■印刷会社の求人もインターネット時代
新入社員がどのようにして印刷会社と出合ったのか。新入社員募集の決定版はやはり「学校での求人募集」で、3割を超えている。予想では学校と就職イベントや就職情報誌が双璧をなすかと思ったが、もう一方はインターネットであった。ネットも人材募集には欠かせないツールになったと言えよう。この動向はまさに印刷ビジネスの動向そのものであろうか。


一方、学校の3分の1程度ではあるが、親族・知人という口コミがあるのも人材募集の特徴である。
印刷会社のことが、会社説明会や面接でよく伝わったのだろうか。コミュニケーション産業としては気になるところである。何とか及第点はもらえただろうか。「まあまあ理解できた」が68%。「よく理解できた」が16%であった。しかし、「理解できなかった、あまりできなかった」を合わせると15%もあり、10人に1人以上は理解できていないわけで、まだ改善の余地があると言えるだろう。
印刷会社自体も変革期の途上で、多様なビジネスにチャレンジしており、自社の説明がひと筋縄ではいかなくなってきており、どう自社を理解してもらうか、表現していくか、またどんなメディアを駆使するか、まさに人材募集はビジネスの実践道場でもある。
本報告が、今後の人材募集・新人育成の一助になれば幸いです。
(日本印刷技術協会 人材育成を考える会 事務局)




