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タブレット端末の方向性と、日本で電子書籍のデバイスとなるか
12/16(金)にクロスメディア研究会では「デバイスとコンテンツの2011年を総括し、2012年以降のトレンドを予測する」と題して、主にタブレット端末の動向について模索した。
電通総研の美和氏とアスキー総研の遠藤氏による、それぞれの調査のアウトプットの紹介やそこから得られる見解などを聞いたが、興味深かったのは両者ともにテレビとの融合にタブレット端末がぴたりとはまるという点で同じ意見だったことだ。
タブレット端末がどういう状況になっているかというと、世界的には売れていて2011年の市場は6,000万台ほどである。そのほとんどがiPadだ。これが2012年になるとiPadが6割ほど、Androidは2割ほどのバランスになる。そして2015年には全世界で3億台以上が見込まれるという巨大市場と期待されている。
アメリカではタブレット端末以前にKindleが電子書籍端末として市場を切り開いていて、2015年には全人口の3人に1人がタブレット端末を使うという予測がされているのである(eMarketer)。対して日本では普及はゆるやかである。スマートフォンに注目が集まっていて、その買い替えの波が今は怒涛のように進んでいるという見方もある。
タブレット端末は屋外よりも屋内で使われているのではないかという予測もある。そのため、タブレット端末の方向性としてはテレビと連動する形、リモコンのような位置づけで関連情報の取得やソーシャルで共有するなどという使い方が、可能性があるのではないかという意見だ。
遠藤氏によると、そこには9から10インチクラスのタブレットとは別に、7インチほどのタブレットが有力ではないかということだった。電子書籍の利用用途にしても、サブスクリプションモデルなどを採用することで、タブレット端末とうまく絡めるのではないかということだった。
電子書籍のコンテンツビジネスについては、PAGE2012でも考察する。 制作コストとのバランスが肝要だが、そもそも成立しうるのかという点について考えてみたい。
(木下 )
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