Cialis Online
【page2012基調講演】電子書籍大手の戦略、デジタル印刷成功法則
2012年2月8日(水)~10日(金)、東京池袋でpage2012を開催する。テーマは「PAGEからpageへ ―― ePowerで新領域へ」。デジタル印刷、電子書籍などをテーマとして大きく取り上げる。
page2012は25回目を迎える記念すべき節目となった。page展はDTPと共に生まれ、DTP普及と共に大きくなってきたイベントだが、その規範になったのがサンフランシスコとボストン(数回ニューヨーク)で開催されていたSeyboldカンファレンスだ。展示会とカンファレンス・セミナーが融合した初めてのイベントで、非常に刺激的だったのを鮮明に覚えている。
pageも展示会と共にカンファレンス・セミナーの比重を大きくとっているのが特徴である。
前回PAGE2011 (2011年2月2日~4日開催)の基調講演では、電子書籍元年ということで中西印刷の中西秀彦氏と東京電機大学出版局の植村八潮氏による対決を企画した。お2人ともその期待に十分応えてくれて、会場が大いに沸いた歴史に残るセッションであった。
page2012もその流れを酌みながら、テーマでもある「PAGEからpageへ ―― ePowerで新領域へ」に沿った基調講演や各セッションを用意している。大量生産から小ロットへ価値観は変わりつつあり、その小ロットをビジネス的に成功させることにこそePowerが必要なのだというのがpage2012 の根底に流れるテーマである。
page2012 でも基調トラックと6 カテゴリを用意している。今回はそのなかから基調講演について見どころ聞きどころを簡単に解説する。
基調講演1
「Google・Yahoo!・TSUTAYAの考える電子書籍世界戦略・国内戦略 」
電子書籍の巨人というとGoogle 、Amazon、Apple が挙げられる。
Amazon は電子書籍販売の実績やKindle でお馴染みだろうし、Apple はiPadやiTunes Store、そして何よりも印刷業界にはiPad のインパクトが大きかった。しかし、「全世界の知識を全てデータベース化してしまうというというGoogle の野望」に大きな畏怖を抱いているのも印刷業界の本音であろう。
日本ではなかなか進まないと言われている電子書籍も、日本の特殊性ばかり云々していると大きな間違いを犯してしまう。一番不気味な存在であるGoogle に戦略を直に聞き、質疑応答してみるというのが、このセッションの主旨である。
また国内での動きとしてヤフーに電子書籍戦略のスタンスや具体的なアクションについて語っていただくほか、強い販売力を持つTSUTAYA.comに電子書籍国内戦略について触れていただき、近未来から将来を見据えたメディアビジネスのあり方に迫る。
モデレーターにインプレスR&Dの井芹昌信社長を迎え、少ない時間の中で電子書籍の真実に迫りたい。
基調講演2
「出版デジタル機構の取り組み」
2日目の基調講演トラックは、なかなか進まないEPUB3(規格は進んでいるが、実装や細かい部分)やフォーマットの議論よりも推進が大事という主旨で、電子出版を実践する会社を作ろうというのが出版デジタル機構である。例えば、「PDFでも便利だったら良いじゃないか?」という発想が実践だが、その実践を目的とするのがこの機構の最大目的である。
本セッションでは植村八潮氏をはじめ、出版デジタル機構の主要メンバーに登壇いただき、この辺を具体的かつ現実的に議論したい。
基調講演3
「デジタル印刷成功の法則 ―― 印刷のいま、あしたを考える」
電通グループが新しく設立した電通オンデマンドグラフィックの輿石正和社長をメインゲストにお呼びして、社名にオンデマンドの冠を乗せている理由や抱負を語っていただき、印刷の未来を考えてみたい。
輿石社長の持論を受けるのが錦明印刷の塚田司郎社長であり、興味深い討論になることは間違いない。その上、電通グループのデジタル技術をまとめていた小野裕二氏や錦明印刷の林誠英氏にも登壇いただき、経営的立場だけではない実務的な話でも掘り下げていきたいセッションである。





