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ニッチSNSを運営する秘訣とは

掲載日: 2011年09月20日

ここ一年くらいは、Facebookがユーザ数を拡大している、Google+が始まった、スマートフォンが売れに売れている、タブレット端末と電子書籍の可能性などなど、そういった話題には事欠かない状況である。

総じて、ユーザの繋がりがどんどん多様化していながらコンテンツをどう課金するのかが課題…となる。

そういう流れの中、ここのところニッチSNSは果たして元気なのだろうか?
数年前には、ニッチSNSと呼ばれるものが続々とサービスインしていた。どれも最初は極めて小さい規模からスタートするが、テーマを特化しているので参加者にとってわかりやすい。人気が出て参加者数が拡大する。商売を維持するために試行錯誤がなされて、場合によっては古株の参加者が去っていったり場が荒れたりすることもある。逆にゲームに特化するなど方向転換がうまく行ってさらに拡大することもある。
しかしニッチSNSは、そもそも参加者数に上限があるというのも現実である。

例えば以下のようなニッチSNS(今や、かなり有名なものもある)の中で、すべて知ってる人もいれば、一つくらいは知ってる聞いたことがある、という人もいるだろう。知らないのもあるのは当然で、ニッチSNSだからである。

Zorg
http://www.zorg.com/
写真共有サイト。Googleマップとの連携「Zorgマップ」など。ただし写真共有はとても競争過多であるといえる。スマートフォンとの連携の良さや大型SNSの吸収、容量無制限など、ビジネスモデル的には難しいものになっている。

COOKPAD(クックパッド)
http://cookpad.com/
レシピ投稿、検索のSNS。今となってはテレビCMやメディア掲載も多いので非常に有名だろうが、少し前までは一部の女性は知っていて男性は誰も知らなかった。

wonderfl(wonderfl build flash online)
http://wonderfl.net/
面白法人カヤックがリリース。FLASHクリエイターのためのSNS。参加者はブラウザ上でFLASHのコードを書く。ビルドはサーバ側でなされ、作品は共有される。コード自体が共有されるのでマッシュアップ(というかフォーク)が促進される。ニッチSNSの典型。

Lang-8(ランゲート)
http://lang-8.com/
言語学習SNS。参加者同士で教えあいながら学ぶ。日本語がネイティブで英語を学びたい人が、英語で日記を書くと誰かが添削してくれる。逆に誰かが日本語で書いた文章を添削してあげる。

pixiv(ピクシブ)
http://www.pixiv.net/
イラストSNS。ピクシブ登場後は、イラスト投稿の定番となった。プロの参加も多く、絵師ギルドというかビジネスマッチングの場所にもなった。

趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)
http://smcb.jp/
モバゲーのDeNAが運営。シニア層をターゲットとしている。基本は趣味でつながる。シニア向け総合SNSとも言えるのでニッチSNSとは少し違うかもしれない。

あるジャンルに特化した人が集まるということは、運営側としては、広告モデルまたは無料モデルで収益化。グッズやイベント、タイアップなどの拡大という方向。なおかつ、会員を満足させるコミュニティを維持することが必要とある。無理矢理の急拡大ではコミュニティが荒れる。いくらニッチなSNSといっても同様のSNSは次々に登場する。会員にとって居心地や雰囲気のちょっとした違和感で、簡単に他サイトへ移ってしまう。定番となりつつもユーザが離れないような仕組みづくりが重要になる。

そもそも参入しやすい世界である。ただし成功するのはごく一部である。プラットフォームはオープン化したものもあるし、SNS自体をつくるWebサービスもある。企業であろうと個人であろうと、あるジャンルに特化して運営元となれば参入できる。

それがゆえに、先に書いたようなSNS運用の難しさもおさえておくことも有益だろう。なぜかというと、企業アカウントでTwitterを始めたりFacebookページを試みるというのもアリかもしれないが、関連性のある領域に絞ってSNSを試行してみるという選択肢もあるのではないかということである。

イラスト特化型SNS「pixiv(ピクシブ)」のソーシャルプロモーション事例

木下

 

 

 


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