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印刷産業従業員数は前年比-3.6%の減少

掲載日: 2011年09月24日

印刷界OUTLOOK 2010/2011 【従者数】 


印刷産業従業員数は前年比-3.6%の34万1040人
経済産業省「平成21年工業統計表 産業編」によると、2009年の印刷・同関連業の従業員数は2008年より3.6%減少し、34万1040人となった。ピークの1993年(48万0998人)から29.1%の減少である。自動化による合理化や、メディア多様化などで印刷製品出荷額が減少したため、長期的な減少傾向にある。
印刷・同関連業は、印刷業、製版業、製本業、印刷物加工業、印刷関連サービス業の5業種から構成されている。従業員数は印刷業が81.6%(27万8361人)を占め、製版業7.8%(2万6468人)、製本業5.9%(2万268人)、印刷物加工業4.0%(1万3529人)、印刷関連サービス0.7%(2414人)と続く。
2005年と比較すると、従業員の減少幅が最も大きいのは印刷業の-24.9%で、続いて製版業-18.4%、製本業-8.7%、印刷物加工業-6.2%となり、唯一増加しているのは印刷関連サービス業22.2%のみだった。しかし、2009年は増加傾向にあった印刷関連サービス業も前年比-12.1%と減少している。印刷技術の革新による合理化努力が従業員数減少に繋がっていったようだ。

製造業24業種中、10番目の規模
印刷・同関連業における1事業所当たり従業員数は11.25人と、2003年より11人台で推移している。印刷・同関連業5業種中で最も多いのは製版業の13.72人で、印刷業の11.64人が続く。
国内製造業全体の従業員数を見ると、2005年から800万人台後半で推移していたが、2009年は前年比-6.4%の816.4万人となった。印刷・同関連業の34.1万人は製造業全体の4.2%を構成し、産業中分類24業種では上から10番目だ。食料品製造業(116.0万人)、輸送用機械器具製造業(96.0万人)、金属製品製造業(64.5万人)、生産用機械器具製造業(57.6万人)、電気機械器具製造業(48.8万人)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(46.6万人)、プラスチック製品製造業(43.7万人)、繊維工業(37.0万人)、化学工業(34.9万人)に次ぐ34.1万人となり、はん用機械器具製造業(33.7万人)より多い。
従業員数を見ると、印刷・同関連業が国内各産業の支援に必要不可欠な存在として、一定の規模を維持し続けていることがわかる。

(小林織恵)

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(JAGATinfo 2011.8月号より)