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情報通信分野の大きな変化:スマートフォン
NTTドコモからAndroid搭載のXPERIAが発売されたのは、2010年4月である。まだ一年ほどしか経っていない。
一般ユーザにもすっかりお馴染みとなったスマートフォンだが、iPhone 3Gが日本で発売になったのが2008年7月であり、まだ3年ほどしか経っていないことになる。
Androidに至ってはNTTドコモのXPERIAがブレイクしたが、この発売は2010年4月である。しかしAndroidは現在、販売台数やOSシェアで独占状態となっている。日本では旧来の携帯電話でしか出来なかったおサイフケータイ、ワンセグなどの機能も備えたAndroidスマートフォンが登場、またmixi、グリー、モバゲーなど各種ソーシャルサービスもスマートフォンに対応していくことで、一気にユーザの買い替えが加速している。
先日はKDDIよりWindows Phone7.5搭載のスマートフォンも発売された。ノキアはWindows Phone OSを搭載していく方針であるし、Googleのモトローラ・モビリティ買収の影響もあったりと、とにかく変化の早い分野である。ほんの数年前は誰もiPhoneやiPadは使っていなかったし、Androidという言葉すら知らなかった。しかし今やスマートフォンユーザは急増している。
NTTドコモは2011年度夏モデル発表時には、目標販売台数を600万台としている。しかし第1四半期の実績からいってもこれはかなり控え目な数字であり、軽く目標を超える可能性はある。NTTドコモだけで1,000万台を超える累計台数に早々と到達することは、その周辺ビジネスにも相当なインパクトとなるはずである。周辺ビジネスとはすなわち、アプリやWebサービス、そのユーザ囲い込みや課金の導線となる。iモードもスマートフォン向けの移植が加速する。それ以外にもユーザ自体のライフスタイルを大きく変化させていることもある。
Androidはインテント機能と勝手アプリが可能なことが大きな特徴でもあるが、これによってゲームや個人ユーザ向けアプリではない、企業内で使われるアプリケーションなどに置換していく可能性があるということでもある。ハードウェアでも絶好調のAndroidだが、ソフトウェア分野でもゲームなどではなく、ソリューション面で活用されるというのが本命の考え方である。
今後のスマートフォン周辺のビジネス機会を理解する~情報通信最新動向2011 ITとコミュニケーションの重要キーワード解説~
(木下)
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