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プリント

活気あるコミケ会場に印刷の可能性を見る

掲載日: 2011年08月20日

・・・驚いた。3日間で参加者のべ54万人。

日本最大規模となる同人誌即売会「コミックマーケット(通称:コミケ)」は、かつてマンガやアニメファンの中でも一部のコアな層が参加するニッチイベントというイメージがあった。しかし最近では広く参加できるイベントとして認知され、1日に10万人以上が来場、臨時列車が運行されるほどの巨大イベントに成長している。

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会場入り口付近。駅から会場まで行列が続く。

会場で販売されている本のジャンルはアニメ、マンガ、ゲーム、創作など幅広い。奈良の地域キャラクターである「まんとくん」をモチーフにした同人誌などもある。装丁にこだわりがある冊子も多く、エンボスや箔押し、特殊紙を用いた表紙なども散見された。また印刷のデジタル化も広く普及している。

企業ブースではアニメ、マンガに関連する出版社やゲームメーカーら約150社が出展しており、印刷会社や地方自治体も出展していた。ブースにいた倉敷市観光課の担当者に話を伺ったところ、同市では地域おこしの一環として倉敷を舞台としたマンガとタイアップしており、共同観光キャンペーンとしての参加であるという。同じ興味・関心を持つ人が集まる場として、プロモーションやマーケティングにも積極的に活用されている。

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一般会場及び企業ブースの様子。どちらも大変なにぎわい。印刷会社による展示コーナーも。

一般ユーザ向けの小部数印刷が大多数である同人誌は、直接自社のビジネスに関係ないというところがほとんどであろう。しかしアニメ・マンガなどコンテンツ産業の活況を表すひとつの例としてコミケは興味深い。12兆円規模とも言われるコンテンツ産業は、波及効果の高さなどから国の主要成長分野として位置づけられており、今後は同産業に積極的に関わることで新たなビジネスチャンスを掴もうという印刷会社も少なくない。

 

 


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