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【電子書籍ビジネス事例研究(1)】 出版社が低コストで参加しやすい制作システムを提供するブックパブ、新たな顧客層を開拓したハーレクイン、フリーペーパーに新たな価値を生み出した「ANA Virtual Airport」の事例を取り上げる。
印刷用データを流用したiPhoneアプリ制作、ストア運営など、電子書籍ビジネスに取り組む印刷会社が増えてきている。しかし積極的に取り組んでいるところだけではなく、クライアントからの要望があり試行錯誤で取り組むところや、収益化への道筋が見えずに足踏みをしているところなどさまざまであろう。
本セミナーでは、電子書籍ビジネスに取り組む出版社、ベンダーなどさまざまな立場からの取り組み事例を聞くことにより、電子書籍が持つビジネス可能性や収益化モデルについて探ることを目的としている。各社の電子書籍ビジネス参入の経緯や収益化への取り組み、今後の課題等の情報を整理し、自社でどのように電子書籍をビジネスとして取り込んでいくかの手がかりとしていただければと考えている。
今回は事例研究(1)として、出版社が低コストで参加しやすい制作システムを提供するブックパブ、新たな顧客層を開拓したハーレクイン、フリーペーパーに新たな価値を生み出した「ANA Virtual Airport」の事例を取り上げる。
【関連情報・記事】
ハーレクイン社は2005年という早い時期から電子書籍に取り組んでいる出版社。ロマンス小説・コミックという、比較的読者層が固定されそうなジャンルにおいて携帯配信、電子コミックをスタートさせ、新しい読者を獲得しました。
・従来層とは異なる世代にリーチ、専門出版社ハーレクインの電子書籍
美術出版社が発行する『美術手帖』は、2011年8月よりtwitter連携ビューアによる無料ページ公開を開始しました。現在は情報発信、ユーザー間コミュニケーションを目的としていますが、将来的には有料版の販売も開始していきたいと考えているようです。そのためにはいかに認知度を高め、訪問してもらうかが重要になってきます。
・美術出版ネットワークスのリリース (外部サイト・PDF)
・電子雑誌は紙媒体にプラスとなるか、HTML5でビューア構築
電子書籍は制作後も販売努力が不可欠。iPhoneアプリで電子絵本をリリースしたムームーでは、App Storeで42万もあるタイトルのなかから自社コンテンツを販売するためにキャンペーンを実施するなどいろいろと実施しました。
2011年10月28日(金) 14:00-16:20(受付開始:13:30より)
14:00-14:40 出版社による電子書店の試み〜ブックパブ
1)ブックパブ設立の経緯
2)出版社の視点での電子書籍展開のあり方
3)読者視点で使いやすい電子書籍をどう作るか
4)ブックパブへの出稿の仕方
14:40-15:20 iPadアプリ:ブランディング・ツールとしての可能性~"ANA Virtual Airport"事例紹介
1)ANA Virtual Airport 開発の経緯
2)iPadで何が出来るか?
3)iPadをブランド構築に利用しよう
4)今後の展開
(休憩10分)
15:30-16:10 ハーレクイン社の電子書籍への取り組み
1)電子書籍への取り組み経緯
2)ハーレクイン社の電子書籍展開
3)ビジネス収益化からみた利点と課題
4)今後の展望
(質疑応答10分)
<会場>
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
一般/JAGAT会員:10,500円(税込)
クロスメディア研究会会員:無料
<要項>
※お申込は、JAGAT Web会員の登録が必要です(無料)
新規Web会員登録はこちら
参加申し込み(ショッピングカートへ移動します。)
[有料]
一般/JAGAT会員はこちら
[無料]
クロスメディア研究会会員はこちら
FAXからの参加お申込み
この申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(クロスメディア研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。
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問い合わせ先
内容に関して
研究調査部 クロスメディア研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
サービスサポートセンター 電話:03-5385-7185(直通)