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Facebookのインパクト
ユーザ登録数が急増し続けるFacebook。現状では7億ユーザを超え、世界中の人々が使用するソーシャルネットワークに成長している。
この巨大なプラットフォームの登場により、どのような派生ビジネスが生まれるのだろうか。
Facebookは元々は大学生の交流のために生まれたソーシャルネットワークである。ユーザ数が増えて、接続する大学数を増やし、その次の段階で誰でも登録できるようにした。現在でも拡大を続けており、2011年8月現在、checkfacebook.comによれば総ユーザ数は7億を超えている。ここでいうユーザ数とは、月間でアクティブなユーザ数を示している。つまり一ヶ月に一度でもログインしているユーザ数のことであり、実際に使っているユーザとみなしている。登録だけして使っていないユーザも含めるとこの数倍に膨れる可能性がある。
ユーザ数の上位にランクしているのは、米国(1億5千万人)、インドネシア(3千万人)、英国(3千万人)、トルコ(3千万人)である。その後もインド、メキシコ、フィリピン、フランス、イタリア、ドイツと続く。登録ユーザ数が急増している(週単位)国は、ヴェトナム、インド、ブラジル、バングラデシュ、タイなどである。米国のユーザ数1億5千万人というのは、ほぼインターネットに接続しているユーザを網羅しているといえる。情報通信総合研究所の水野氏によれば、米国ユーザの行動は「朝起きたらまずFacebookにアクセスする」というくらい、日常のインフラ化しているという。日本では300万人ほどであるが、これも伸びており、映画の公開もあったことで今後も伸びていくことが予想される。
Facebookは他のソーシャルネットワークと同様で、基本的には人と人の交流を繋ぐソーシャルグラフの体現である。膨大なユーザがやり取りするメッセージなどを含め、そのトラフィックはGoogleを超えて様々なデータがやり取りされている。ただし、Facebookでやり取りされるメッセージは当然だがGoogleの検索結果には表示されない。例えばTwitterのつぶやきは、基本的には(非公開でない限り)検索インデックスに入ってくるので、見つけたい情報の導線が、Google検索結果からTwitterへ入ってくるパターンが多いだろうが、Facebookはそうならない。Googleのモデルは広告なので、AdwordsやGmailなど、テキストに反応した連動広告を表示するシステムになっているが、Facebookはそのコントロールが及ばないことになる。
ミクシィの「サンシャイン牧場」がヒットしているが、ソーシャルネットワークとゲームは親和性が高い。友人の行動が逐一伝わるネットワークなので、ソーシャルネットワーク上の友人関係がそのままゲームの中に移行しやすいことと、友人同士で訪問しあうことで活性化する。
現在Facebookでユーザ数が最も多いのは「Cityville」というゲームである。月間1億ユーザを獲得している。これは「サンシャイン牧場」などと同様に、箱庭型ゲームというもので、各ユーザが自分のバーチャルな土地を所有して、そこを都市として発展させるのを目的とする。ユーザが相互に訪問して発展していく要素もあり、開始から数ヶ月で月間アクティブユーザ(月に一度でもプレイする人口)が1億を超えた。一ヶ月に1億人がプレイするゲームというものは、これまでに存在しない規模である。ソーシャルネットワークはユーザの基本情報を保持していて、ターゲットに即した広告も打てることも強みとなる。
(Jagat infoより)(クロスメディア研究会)
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