本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
インターネット広告費の大幅伸張や、複数メディアでの展開、また経費削減などの影響でコミュニティペーパーを巡る環境は激変している。最新動向や今後の可能性、東日本大震災後の状況とは。
フリーペーパーの広告費は2640億円、前年比91.6%だった。2009年の81.3%に比べ減少幅は縮小傾向だが、依然として休・廃刊、発行回数減が続き厳しい状況だ。東日本大震災を経た市場動向、新創刊の傾向、海外フリーペーパーなどを俯瞰し、激変するメディア環境に直面するフリーペーパーの課題と未来を考える。
回復基調だった首都圏折込チラシは、東日本大震災の影響による紙やインクの供給減少で出稿量が激減、3月は前年比△26.8%と記録的な落ち込みとなった。しかし、4月は△11.6%、5月は△8.4%と急速に回復している。製紙・印刷業界においても、業績回復の牽引役として期待の高い折込チラシの今後の見通しを探る。
発行回数やページ数の削減、ALL4色からALL1色になるなど、リーマン・ショックの煽りを受け、社内誌も経費削減の対象となっている。「社内誌白書」を通して見えてくる市場動向や企業の取組み、自治体、企業広報誌のトレンド、東日本大震災前後のクライアントニーズの変化などを解説する。
2011年07月29日(金) 14:00-16:40(受付は13:30より)
14:00-14:50 「フリーペーパー市場の最新動向」
(1)調査から見たフリーペーパーの現状
(2)新創刊のフリーペーパー
(3)海外のフリーペーパー
(4)東日本大震災とフリーペーパー
(5)フリーペーパーの課題と未来
久保氏略歴:昭和29年8月青森市出身。昭和52年お茶の水女子大学卒業。同54年サンケイリビング新聞社入社、平成4年編集部長、同6年リビング生活研究所主任研究員に。同10年日本生活情報紙協会(JAFNA)へ出向、同18年事務局長となり現在に至る。早稲田大学メディア文化研究所招聘研究員。
14:50-15:40 「首都圏における折込広告の出稿状況と今後の見通し」
(1)首都圏折込広告調査について
(2)2010年の折込広告の出稿状況
(3)2011年3月から直近までの他メディアの出稿状況
(4)2011年3月から直近までの折込広告の出稿状況
(5)折込広告の今後の見通し
川岸氏略歴:昭和39年12月25日生まれ、栃木県足利市出身。平成元年、明治学院大学法学部を卒業、㈱サンケイ新聞データシステム(現、産経新聞メディックス)に入社。平成5年㈱オリコミサービス入社。平成19年営業部長、平成22年営業企画部長、現在に至る。
15:50-16:40 「(仮)社内・広報誌の最新動向と今後の展望」
(1)社内・広報誌市場について
(2)社内誌白書から見える市場動向
(3)社内・広報誌のトレンドと最新事例
(4)東日本大震災後の状況
(5)社内・広報誌の今後の展望
福西氏略歴:1971年、(株)リクルートの社内報『かもめ』創刊と同時に編集長に就任。1997年6月同誌編集長辞任と同時に退社。1997年7月、リクルートフェローとして(株)リクルートとコーポレート・コミュニケーターとしての契約を交わすとともに、(株)ナナ・コーポレート・コミュニケーションを設立。社内報の企画編集など、企業内コミュニケーションの活性化をテーマに事業を展開中。
<会場>
東京会場
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
JAGAT会員・一般 15,750円
<要項>
【Webからのお申込み】
一般/JAGAT会員用:こちらのフォームからお申込ください。
【FAXでのお申込み】
こちらの申込書を出力して、FAX(03-3384-3216)にて申し込みください。
プリンティング・マーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しております
メンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座にセミナー開催日までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。
■問い合わせ先
内容に関して
プリンティング・マーケティング研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 販売管理 電話:03-5385-7185(直通)