本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
未曾有の大震災下、新聞社が懸命な努力で発行体制を維持し、生活者に情報を伝え続けた姿勢は高く再評価された。しかし部数減、東日本大震災、朝日新聞の電子版リリース、新聞のデジタル印刷技術進展など、新聞を取り巻く状況は変わり続けている。前半は、国内外の新聞業界の最新動向の解説を聞く。
サッカー好きだが、新聞制作・発行には素人だった山田氏が2004年に創刊した週3回刊の『エル・ゴラッソ』 は、いまや20万部発行に成長した。90年代以降の創刊紙で稀有な成功例として「最後の新聞」 とも呼ばれる。素人がいかにメディアを立ち上げたのか。Webサイト管理人だった同氏の着眼点と思考とは。
いかに編集すれば読まれるか、新聞組版ソフトはどうするか、どうすれば作った新聞を既存の販売網に乗せられるのか、なぜピンク色の用紙を選んだのか…。従来の日刊スポーツ紙と週刊誌がカバーできていなかったニッチにチャンスを見つけた山田氏は、資金を集め、日本初となるサッカー専門新聞の創刊を試みた
2011年06月29日(水) 14:00-16:00(受付は13:30より)
14:00-15:00 「新聞業界の最新動向 2011」
(1)新聞界を取り巻く環境変化
(2)東日本大震災時の新聞発行
(3)創刊が相次ぐ電子版
(4)新媒体の発行進展
(5)新聞デジタル印刷の現状
井上氏略歴:1962年東京芝浦電気(現東芝)入社。全国紙、地方紙、通信社、新聞印刷会社の新聞製作システムの開発に従事。1997年に(有)メディアテクノスを設立。新聞・印刷関連のコンサルティング、テクニカルライターを務める。(社)日本印刷技術協会 客員研究員。
15:00-16:00 「サッカー専門紙『エル・ゴラッソ』に見る新聞メディアの可能性」
(1)サッカー専門紙「EL GOLZO(エル・ゴラッソ)」 とは
(2)なぜ「新聞」だったのか
(3)ピンク色の紙を選んだ理由
(4)読者・ユーザーから見た「新聞」と「雑誌」の違い
(5)現在のメディアが直面する課題
山田氏略歴:1969年東京都出身。大学卒業後、93年富士(みずほ)銀行入行、98年9月退職。リクルートが運営するインターネット媒体などで執筆活動。04年7月(株)スクワッドを設立、代表取締役社長に就任。日本で唯一のサッカー専門新聞「エル・ゴラッソ」を創刊し、その後も欧米型のサッカー専門誌などを創刊。10年にはJリーグ、海外リーグなどサッカーに関するiPhone用アプリを開発、世界8カ国で発売を開始。
<会場>
東京会場
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
JAGAT会員・一般 15,750円
<要項>
【Webからのお申込み】
一般/JAGAT会員用: こちらのフォームからお申込みください。
【FAXでのお申込み】
こちらの申込書 を出力して、FAX(03-3384-3216)にて申し込みください。
プリンティング・マーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しております
メンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座にセミナー開催日までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。
■問い合わせ先
内容に関して
プリンティング・マーケティング研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 販売管理 電話:03-5385-7185(直通)