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世界のデジタル印刷事情:2008年12月
欧米を中心としたデジタル印刷市場関連情報を紹介する
オフセットからデジタル印刷への進化がより明らかに
2008年10月にアメリカ、シカゴで開催されたグラフ・エキスポには609社からの出展があった。ハイデルベルグは最大のブースを構えたが、従来以上に多くのソフトウエアやデジタル印刷関連企業が展示場の主要な小間を占めていた。
今回の会場になったマコーミック・プレイスの展示スペースの4分の1はキャノン、EFI,コダック、オセのようなデジタル印刷関連企業によって占められていた。これらの企業から出展された主な製品は、インディゴ7000、ザイコン8000、コダック・ストリーム、フジフイルムグラフィックのUVインキジェットプリンタ、スクリーンのトウループレス、オセ・ジェットストリーム2200などである。これらの企業ブースにはオフセット関連企業のブースよりも多くの来場者を集めていた。
「プロダクト・オブ・ザイヤー」に選ばれたトウル―プレス・ジェット2500UV
大日本スクリーンのトウル―プレス・ジェット2500UVが、SGIA'08コンファレンス&エキスポで、デジタルプリンティング&イメージングアソシエーションによって「プロダクト・オブ・ザイヤー」に選ばれた。同機は、300dpiの解像度の印刷を1時間70平方メートルのスピードで行なうことができる。
オセ、オランダでネクスプレスを直接販売
コダック・グラフィック・コミュニケション・グループ(GCG)は、オランダにおけるネクスプレス・プロダクション・デジタル・カラープレスの販売についてオセとの協力関係を結んだ。ドイツ市場における両社の関係を想起させる今回の取引において、GCGはオセがネクスプレスS3600、S3000、S2500、S2100をオセの顧客に直接販売することに同意するパートナーシップ契約を結んだ。
ホテルのトランスプロモ例
IBMとリコーのジョイントベンチャーであるインフォプリント・ソリューション・カンパニーは、ホテルチェーンであるベスト・ウエスタン・インターナショナル向けトランスプロモのパイロットプログラムを始めた。これによって、ベスト・ウエスタンは優良顧客に対して個々の顧客に適した最適なお勧めをすることができる。
西ヨーロッパで伸びるPOD
インフォトレンドの調査によれば、西ヨーロッパにおけるコピーとデジタル印刷の生産量は2012年には4496億枚になり、関連する設備、資材およびサービス売上は100億ユーロに達するとみられる。印刷物の売上は790億ユーロを超えるが、カラーのプロダクション印刷設備の進歩によって、オンデマンドでのカラー印刷がこのマーケットの成長を牽引する。2012年における西ヨーロッパのPODの売上は458億ユーロと予想されるが、そのうちの約400億ユーロはカラー印刷になる。そして、分速45枚以上で印刷をするカラー印刷設備は年平均23%で伸びると予測している。
(グラフフィック・コミュニケーション・ワールド 2008年11月3日号、17日号)




