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「電子出版制作・流通協議会」が発足

掲載日: 2010年07月30日

※日本の電子出版ビジネスの成長と健全な発展のための協議会が、印刷業界を中心として設立された。

大日本印刷株式会社凸版印刷株式会社 を発起人とする「電子出版制作・流通協議会」 が、2010年7月27日設立された。

設立の趣旨

この協議会は、日本の電子出版ビジネスの成長と健全な発展のための環境整備を目的としたものである。
電子出版ビジネスの発展に必要な課題の整理と検証、配信インフラ基盤に関わる問題とその解決、市場形成における検証や電子出版振興に関わる提言等、出版関連団体や権利者および行政機関との連携をはかることにより、電子出版の発展に貢献する活動を目指している。

7月27日の時点で、出版社、印刷会社、ソフトウエア会社など89の企業や団体などが参加していると言う。

同日行われた記者発表では、同協議会会長の高波光一氏(大日本印刷株式会社 代表取締役副社長)から、挨拶がおこなわれた。

「現在の電子書籍には、取引のための書籍コードもない。電子書籍に必要な文字や組版の標準化もできていない。電子書籍の書誌情報の規格もない、という課題がある。
また、先般おこなわれていた三省デジタルネットワーク懇談会(総務省・文部科学省・経済産業省による「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」)では、電子出版の制作・流通に関して印刷業界にさまざまな要望が出ている。これらの要望に応える使命があると考えている。」

また、同協議会副会長の大湊満氏(凸版印刷株式会社 常務取締役)は、活動について次のように説明した。

「電子出版に関したセミナーなどを通じた情報共有」「電子書籍の中間フォーマット、書誌データやコンテンツIDなどに関する検討・協議」「電子出版についての啓蒙活動」「電子出版制作・流通における日本モデルの検討・協議」「教育・図書館・公共サービスなど関連分野に関する情報共有」などを中心とする。

「印刷業界がプリプレス工程において培ってきたデジタル技術によって、電子出版の発展に貢献できると考えている。」 

ニュースリリース

「電子出版制作・流通協議会」

(※参考) 「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」報告

 

 


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