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DTP作業には適切な事前設計が重要である
JAGAT印刷産業経営動向調査2010によると、紙版下などのアナログ原稿入稿は、2005年に14.5%だったが2009年は7.9%と約半分になっている。一方、PDF入稿の比率は7.6%が16.1%と約2倍になった。
QuarkXPress、Adobe InDesign、Adobe Illustratorでの入稿は約60%である。
印刷会社のプリプレスはフルデジタル化が進み、現在ではDTPアプリケーションなしでは成り立たないほどその重要性は高まったと言える。
また、DTPを中心としたプリプレスは、効率的なワークフローはもちろん、新たなコンテンツ活用、多メディアへの展開が求められるようになった。
DTPアプリケーションは、テキストとグラフィックスとの強力な連携と、スピーディな処理、より高い生産性で効率的なワークフローを構築し、さらにWebとの融合を実現化させるソフトウエアが目立っている。
特にInDesignは、紙への印刷だけではなく、Web制作、デジタルサイネージ、電子書籍への展開が期待されるソフトである。
しかし依然として、Illustratorでの入稿が多く、今後のInDesignの活用が望まれる。そのためには、InDesignを使いこなせる人材の育成が不可欠なのである。
DTPアプリケーションの基本、機能を知らないとソフト間の連携がうまくいかなかったり、遠回りの作業やミスの原因になることが多い。
DTPの仕事は、一般の製造業とは異なり、毎日違う製品を作り続ける必要があるので、適切で柔軟な判断力が不可欠であり、正しいステップをいかに最短距離で完成できるかが重要である。
DTP作業は、10人いれば10通りの手法になることも多い。いろいろなルート、方法が存在するから変化があり、奥深く面白くもある。しかし、遠回りしてよいのはアマチュアであり、プロとしてはDTPアプリケーションの機能、特性を生かしつつ、正確な作業を短時間に行わなければならない。
■参考
JAGAT印刷産業経営動向調査2010
■関連情報
知って得するInDesign使いこなし術
7月28日(水) 10:00~12:30




