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Webサイト集客手法の基本を学ぶ(ネットマーケティング2)報告

掲載日: 2010年05月25日

5/21に開催されたクロスメディア研究会セミナーは、ネットマーケティングに関する全3回シリーズの第2回目で、SEO・リスティング広告などサイト集客に絞った分野を学んだ。講師は株式会社アイレップの紺野俊介氏と、グランドデザイン&カンパニー株式会社の小川和也氏。

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最初はアイレップ紺野氏。
会場内でアンケートを取ったところ当日の参加者は「SEMという言葉にあまり馴染みがない」「SEOなどを実践しているというわけではない」ということだったので、まず基本的な概要からスタートした。

リスティング広告の特徴としては、
・ユーザのアクションに連動して表示
・クリック課金型
・掲載期間、掲載費用を自由に設定可能
・掲載順位、クリエイティブ、ランディングページのコントロールが可能
ということで、サイト集客要素のなかでも広告手法として捉える。

かたやSEOの特徴としては、
・html、サイト内部の構造化(検索エンジンに評価されやすい構造)
・外部リンク施行
などが挙げられ、技術手法の側面がある。

Yahoo!、Googleそれぞれの検索結果画面について、リスティング広告か、SEOの結果か、関連検索キーワードの表示部分かなどを解説。それぞれの特徴としては、Yahoo!は、時勢を反映した関連検索キーワードが表示されるのに対して、Googleは検索キーワードと一緒にWeb上によく出現する言葉が表示されるということだった。
また、参考としてモバイル検索結果についても解説。こちらはキャリアごとに微妙に異なるが、キャリアと検索エンジン提供会社との提携などの影響のためである。公式サイトの検索結果や広告、PCサイトの検索結果などで構成されることもあり、非常に複雑なソリューションが求められるとした。
また、携帯シェアの半分はドコモだが、ドコモはこれからGoogleから独自エンジンに切り替えるため、これまではYahoo!とGoogleを念頭に置いておけばよかったが、そこにNTTが加わるということにも触れた。

業界のトピックスとして、2010年末までに米Yahoo!は検索エンジンをBingにリプレイスする。日本でも来年以降になるか切り替わるタイミングがある。またYahoo!リスティング広告ではスポンサードサーチモバイルへの部分一致が導入される。Googleではインタレストベース広告がリリースされるなど、他にも多くのトピックスが紹介された。こういった業界動向のキャッチアップは今後も必要となるであろう。

SEOの前提は、
・ユーザにとって役立つコンテンツを作ること
・検索エンジンから適正な評価を得られる構成にすること
である。
昔からSEO対策業者の良し悪しはよく言われたことだが、単なる順位をアップさせるだけの(例えば被リンクを増やすなど)施策は検索エンジン側にとってはスパムであり、メリットは何一つない。適正なSEO施策は、クライアントにとってもメリットがあるが、ユーザにとっても有益であることが肝である。そのため、クライアントが希望するキーワードが、本当に顧客目線に立っているのか、そういった見極めも重要である。(例として「販売」というキーワードが挙げられた。「販売」というのは、完全に売り手目線の言葉である、と)

SEOというものは、ユーザをどのように誘導したいのかを踏まえてWebサイトを構築する必要があり、それがユーザにとっても利用しやすいサイトになる。それからSEO効果が自然と生まれるような仕組みづくりも重要である。例えばCMS運用であるならばテンプレートに織り込んでいくであるとか、社内教育で被リンクを増やすなど。
そういった意味では、SEOは単にHTMLに手を加えるだけの作業ではなく、Webコンサルティングと言えるソリューションなのである。


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後半では、グランドデザイン&カンパニーの小川氏。
グランドデザイン&カンパニーは、Webをベースとしたマーケティングの仕組みやサービス作りを業務としており、マスメディアとWebの組み合わせや、ソーシャル関連要素をテレビ番組に持ち込む技術協力など、さまざまなサービス立ち上げ・支援を行っている。

これからのWebマーケティングにおける3つのポイントは以下である。
・リアルタイム
・ソーシャルメディア
・モバイル

これらは順番に対応するというわけではなく、要素である。Webではそれぞれが絡み合う。ソーシャルマーケティングがWebマーケティングの重要な手法になるとし、その中で価値が高まるのがリアルタイム性であるとのことだった。
わかりやすいところではtwitterであろう。モバイルとtwitterの組み合わせがリアルタイムソーシャルという面で非常に親和性が高いことは誰もが感じていることだろう。
Facebookもユーザ数が4億人を超えた。下記のニュースなどもソーシャルの持つパワーを感じさせるものだ。

Facebook、Google抜き米国でアクセス数1位に


クライアントも、ソーシャルメディア上での顧客との対話を中心に据えたマーケティング手法に取り組む必要性が高まっている。これまではYahoo!、GoogleなどへのSEO対策が集客施策として挙げられていたが、これからは加えてソーシャルメディアからの引用リンク向上に取り組まなくてはならない。

小川氏も「ファストマーケティング」というキーワードを提唱。「いまを敏速に捉え、それを敏速に体現するマーケティング」の必要性が高まるとした。
・情報の鮮度
・PDCAのサイクルスピード
・意思決定のスピード
これらの要素に、すぐに対応できる機動力が必要になるだろう、ということである。

 

第3回目、「成果を挙げるWebの構造を理解する~実践的なコンバージョン向上の考え方を学ぶ~ 」は、6月18日開催。

 

 

 


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