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DTPエキスパート更新試験結果
35期更新試験
全体の概況と結果を報告いたします。
試験結果は、6/3に発送させていただきました。
3・7・11・15・19・23・27・31期更新試験申請結果
今期(2011年3月)の更新試験は3期、7期、11期、15期、19期、23期、27期、31期のDTPエキスパート2,674名が対象となり、以下のような申請結果でした。
| 期 | 対象人数 | 申請者 | 申請率 | |
|---|---|---|---|---|
| 3期 |
44 |
39 |
88.6% | |
| 7期 |
160 | 139 | 86.9% | |
| 11期 | 293 |
261 |
89.1% | |
| 15期 | 409 |
353 | 86.3% | |
| 19期 | 391 |
340 |
87.0% | |
| 23期 | 511 |
401 |
78.5% | |
| 27期 | 430 |
354 |
82.3% | |
| 31期 | 436 |
354 |
81.2% | |
| 合計 | 2,674 |
2,241 | 83.8% | |
※更新希望率 83.8%
11期の方は6回目の更新をした場合には新認証カード(ブルーカード)を発行いたします。15期の方はいよいよ5回目の更新となりました。19期の方は4回 目、23期の方はこれが3回目の更新となり、ゴールドカードの★印が一つ増えます。また27期の方は更新するとゴールドカードで認証されます。
2年以内の失効者を対象に「再取得制度」を実施していますが、今期は17名の申請がありました。
更新希望者及び再取得希望者の方には、試験問題を3月14日に発送し、4月6日までの約3週間でお取り組みいただきました。(震災による郵送事情への影響を考慮し、約2週間返送締切を延長して対応)
更新試験結果
更新試験申請者2.241名中震災による特例振替対応(89名)を除く2,152名が受験し、2,096名が合格しました。残念ながら56名の方が不合格となりました。
| 期 | 対象人数 | 受験人数 | 合格者数 | 合格率 | 更新率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3期 |
44 |
38 |
37 |
97.4% | 84.1% |
| 7期 | 160 |
135 | 134 | 99.3% | 83.8% |
| 11期 | 293 |
252 |
244 |
96.8% | 83.3% |
| 15期 | 409 | 341 |
332 | 97.4% | 81.2% |
| 19期 | 391 |
324 |
318 |
98.1% | 81.3% |
| 23期 | 511 |
388 |
377 |
97.2% | 73.8% |
| 27期 | 430 |
348 |
340 |
97.7% | 79.1% |
| 31期 | 436 |
326 |
314 |
96.3% | 72.0% |
| 合計 | 2,674 |
2,152 | 2,096 | 97.4% | 78.4% |
※合格率 97.4%
合格率は97%に達しました。ここ数年は高く推移しており、26期(2006年8月)以降は95%を越えています。
更新試験は、知識・情報のアップデートが主旨であり、問題を見て正解にたどり着くプロセスを、勉強の機会として利用いただくことが主目的であるため、在宅で自由に調べて解答していただくものです。今期、未解答(0点)で不合格の方は43名(2.0%)でした。
「再取得制度」に申請された17名のうち、震災による特例振替対応2名を除く15名が受験し、13名の方が合格されました。
更新試験対象者、再取得希望者を両方含めた合格率は97.3%です。
※更新率 78.4%
更新を希望しなかった方、不合格となった方を除くと、結果として8割近くの方が資格更新し、引き続き今後2年間資格認証されることになりました。
講評
更新試験問題の解答では、特に大きな誤答が多いといった設問は少なくなった。問題文の意味が曖昧に捉えられてしまい間違えてしまったり、時に問題文自体が曖昧な部分も否定できない。とはいっても文章をよく読んで精査していただければ大部分は対応でき、特に難解な問題はなく、常識的な設問であることは理解していただきたい。
1.PDF基本問題
PDF/X-1aでの入稿は標準化されつつPDF/X-3への移行もある。PDF/X-1aであれば問題ないといった理解は誤りでPDF/X-1a仕様としては問題ないが下記のように個々の仕事での規定として異なる部分もあるので留意してもらいたい。
カラーモードは「グレースケール」・「CMYK」・「スポットカラー(特色)」、画像は実画像(OPI禁止)、フォントは全てアウトライン化もしくはエンベット(埋め込み)などが印刷出力の最適化として定義される。ただし、実画像の解像度やスポットカラーの数は規定されていなので実運用の上では留意しなければならない。
2.ユニバーサルデザイン
文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わず万人に対して利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)、印刷では主に紙面のデザインに対していう。よく間違える用語としてバリアフリーがある。ユニバーサルデザインの対象者はあくまで万人であることを認識してほしい。
3.画像レタッチ処理関連
カリキュラム(第9版)改訂よりHDRが追加項目。今回その関連問題を更新試験では出題したが、HDR自体がどんな仕組みの撮影方式なのが、それによって得られる画像を再現するためには、従来の画像レタッチではどのような処理を施さなければならないのかをよく理解してほしい。
4.その他
DTPエキスパート試験は印刷営業、DTP制作、印刷現場の人間も含めて印刷全体の知識や新しい技術情報は持つべきだろうという趣旨に添った出題である。出題の中には、DTP現場には、一番苦手な見積もりの基本問題、印刷営業には、色々なメディアへの展開も含めて、CG、デジタルサイネージ、電子書籍など出題も行っているが、これらの出題内容はあくまで啓蒙的で基本事項を問うものであると考えてもらいたい。




