- ホーム研究会/研究調査 クロスメディア研究会 サービスの境界線を越える
Cialis Online
サービスの境界線を越える
アドビ社は12日、Adobe Creative Suiteの新バージョンとなる、Adobe Creative Suite 5(CS5)の製品群を発表した。
CS5は250以上の新機能を搭載し、すべての製品がバージョンアップされる。特徴としては64bit対応製品の登場や、CS Live オンラインサービスの拡充など。「デザインの境界線を越える」新製品・新機能として、あらゆるメディアに対応するコンテンツ制作のアシストを謳った。
先月の新製品発表会にて強調していると感じたのは、多様化するデバイスへの対応具合。CS4の時点でそれぞれの製品・ワークフローからFLASHファイルをpublishできることが新機軸とされたが、CS5においては、スマートフォンへの対応が目玉であった。すなわち、iPhone用アプリの開発がCS5を中心として可能だということである。他にも、ブラウザごとの表示具合を調整できる機能として、オンラインサービスにおいてブラウザの互換性検証用BrowserLabを利用できる。Adobe Device Central CS5ではスマートフォンにおける加速度センサーや地理位置情報、マルチタッチをシミュレーションできる。
というわけで、iPhoneはFLASHにあいかわらず未対応だが、CS5側からのアプローチとしてはiPhoneアプリの開発を可能にするというものであった。新製品発表会のデモでは、CS5上からtwitter APIを呼び出してtweet一覧を表示するといったアプリ開発・実行画面が紹介された。他にも、わずかな製作期間でiPhoneゲームアプリを作成できた例も紹介されていた。
これまで紙とWeb、ケータイ向けのクロスメディアソリューションとして自社サービスを展開している制作部門では、スマートフォン向けアプリ構築も検討できるのではないだろうか。
一方、電子書籍「元年」と言われて久しいが、今年はAmazon KindleをはじめiPadなども登場し、いよいよ電子書籍ビジネスが花開くと言われている。スマートフォン市場を牽引するAppleがiBookを展開することは現在はともかく日本国内においてもインパクトを与えるであろう。ファイルフォーマットについては先行するAmazonの独自規格AZWに対して汎用性を見たEPUB陣営がぶつかる形で、どのような落としどころが見つかるだろうか。
また、AppleはiAdを発表し、Googleの寡占状態だった広告ビジネスにも入ってくる。iAdはHTML5で書かれているとのことである。HTML5はビデオタグについて規格がはっきりしないことで各ブラウザベンダーの対応状況が2タイプにわかれている。アドビ社の今回のCS5におけるスマートフォンアプリ対応と並行して、電子書籍やHTML5などの動向にも注目していきたい。
CS5 製品概要サイト
カウントダウンサイトはこちら
研究会+研究調査
電子書籍、デジタル印刷、色、スマートフォンなど、JAGAT研究会でテーマとして取り上げている情報を掲載。定期的に開催している研究会セミナー開催情報もこちらをご覧ください。
・Twitter:http://twitter.com/jagat_labs




