- ホーム雑誌/書籍 印刷白書 印刷界OUTLOOK 商業・出版用オフ輪は2年連続で減少
Cialis Online
商業・出版用オフ輪は2年連続で減少
印刷界OUTLOOK2009【オフ輪】
商業・出版用オフ輪は2 年連続減少
日本印刷新聞社『日本のオフ輪 2010』によると、2009 年の全国の中小印刷会社で稼働する商業・出版用オフ輪の設置事業所数は418 事業所、設置台数は1289 台となっている(新聞用オフ輪は80 事業所、304 台)。申告調査なので網羅的なデータではないが、10 年以上続く印刷業界の供給力動向を推定する有用な資料である。
商業・出版用オフ輪は、1997 年の1368 台が1999 年に1469 台まで増えたが、2002 年には1276 台まで減少、その後2007 年の1402 台まで5 年連続で増加したものの、2009 年の1289 台まで2 年連続で減少している。なお、1289 台とは2002 年、2003 年と同程度で、6 ~ 7 年前の水準に戻ったことになる。
設置の多い上位は埼玉288 台、大阪127 台、愛知86 台であり、少ないのは山梨1 台、富山、和歌山、長崎の各2 台となっていて、都道府県別の偏りは大きい。
色版別では表4 色×裏4 色が1056 台で全体の82.6%と圧倒的だ。また、版サイズではB2 縦が63.8%で、A1 横が16.2%、B3 縦が8.6%で続き、全体としてはB 系列が77.0%と優位になっている。
連続用紙でない紙の印刷に対応するシーター付きの比率は調査開始の2004 年から着実に比率を高め、2009年は32.7%にまで高まっているという。
主力印刷機械の生産台数が減少
経済産業省「平成20 年機械統計年報」によると、2008 年の印刷機械の生産台数は3 万2002 台で、前年から6116 台もの大幅減少になった。
オフセット印刷の主力となる枚葉式印刷機が2076台から1820 台に減った上、近年の印刷機市場をけん引してきた産業用デジタル印刷機が3 万3461台から2 万7743 台へと大きく落ち込んでいる。
前項で見たようにオフ輪機の稼働台数も減っており、枚葉機、オフ輪機、デジタル印刷機が揃って減り、景気後退に合わせて生産調整の進んでいる様子がうかがわれる。
製版機械は前年よりわずか24 台の増加で5554台になっているものの、製本機械は約20%もの減少で2 万819 台になり、紙工機械も約15%の減少で429 台になっている。
ちなみに印刷の主力となる枚葉機の1 台当たり平均価格を割り出すと、この5 年は6600 ~ 6900万円台で経年推移している。
(「JAGAT info」2009年12月号)




