- ホーム研究会/研究調査 クロスメディア研究会 eLearning を「コスト」から、「価値」へ
Cialis Online
eLearning を「コスト」から、「価値」へ
日本ではeLearningはコンテンツの方に目が行くが、それはインフラの一部と考えて、そこにコンテンツと補助情報システムがうまく連携するように進めるのがいいのではないか。
企業など組織の中で情報を共有する仕組みとして、イントラネットのグループウェアや、掲示板・Blog・SNS、Q&Aシステムなどなど雑多なものが増え続けている。仕事の内容のうちインテリジェントなことが必要な部分は、みなこのような補助情報システムが作られるようになるだろう。しかしこれらの多くは起こってしまったことの足跡を残し、検索可能にする程度で、自然発生的な補助情報システムである間は、ビジネスを前進させるための戦略的な位置づけのインテリジェントシステムに向かっているとはいい難い。
今まで人間系のブラックボックスに閉じ込められていたビジネスに伴って発生する情報の断片が上記の補助情報システムに集まり始めたわけだが、これからの流れとしてはそれらの情報を補助ではなく組織の強みであり資源として蓄積できる形にしていかなければならない。つまりお金やモノの移動をコンピュータシステムで管理しているように、人の能力アップにかかわる情報を管理するインフラが組織や企業にも必要ということになる。
日本ではITスキルとかコンプライアンスに関してはeLearningが活用されるようになってきたが、どちらかというと単発で、社員に研修を受けさせる代わりというニュアンスがある。しかし研修をどんどんeLearning化していくコストと、補助情報システムに次々投入するコストの2つをしなければならないとすると、この2つが合流するようなシステムのビジョンを作ったほうがよい。
日本ではeLearningはコンテンツの方に目が行くが、それはインフラの一部と考えて、そこにコンテンツと補助情報システムがうまく連携するように進めるのがいいのではないか。eLearningという言葉を使わなくてもよいが、戦略的なトップダウンの部分と、日常業務の中から、また時代と共に発生する求められるスキルを集約するというボトムアップの部分に分けて考えられるようにならないと、いったいこういったシステムに投資して成果があったのかどうか判断しにくいからだ。
人材は永遠の課題であり、会社の成長もそこにかかっているわけだから、そのサポートという点で何の進歩もない情報システムなら、いつまでたっても組織にとっては「コスト」であるが、インテリジェンスのインフラであるならば「価値」といえるだろう。
(クロスメディア研究会 会報「VEHICLE」 242号より)
研究会+研究調査
電子書籍、デジタル印刷、色、スマートフォンなど、JAGAT研究会でテーマとして取り上げている情報を掲載。定期的に開催している研究会セミナー開催情報もこちらをご覧ください。
・Twitter:http://twitter.com/jagat_labs




