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PAGE2010コンセプト
デジタル+アナログでバリューチェーン強化
2010 年2 月3 ~ 5 日に開催されるPAGE2010 では、いろいろな切り口でアナログとデジタルのハイブリッドの効果を見せられればよ いと考えている。例えば昨年はデジタルサイネージが初登場したが、これからはデジタルサイネージと大判プロッタによるポスターやデジタルプリントの組み合わせによる効果を考えるべきである。
CG もそれ自体は確立した分野ではあるが、今は商業写真のレベルのものが要求され、CGのテクニックと製版レタッチの融合が求められるようになった。そのような能力を併せ持ったエキスパートはまだ非常に少ないので、新たなハイブリッド領域の登場である。
雑誌のコンテンツをeBook にすることはWeb でも試し読みが多くなったように今日では当たり前になり、さらにAmazon.com のキン ドルやソニーの新しい読書端末など、電子ブックの広がりが世界的に期待されている。
CRM・ダイレクトマーケティング・デジタルプリント・フルフィルメントなどは、個別の領域として取り組むのではなく、トータルなサ
ービスとして考えるところに来ている。デジタル印刷の後工程には封入封緘・メーリングがあり、うんと前の工程にはマーケティングがあり、それらをつなぐことでスムースな流れができる。
また販促物を制作することを考えると、デザインから、印刷物企画、販促企画へとさかのぼっていけば、デジタルサイネージまでも含む提案を作れるようになる。さらにデジタルサイネージはネットワークでつないで、関係先とリアルタイムにシンクロしてビジネスを進めるよう な発展をするであろう。
またDTP やデジタルプリントも広まるにつれて、オフセット印刷における「付加価値印刷」のような特殊加工や一貫加工のニーズが高
まっている。箔押しやエンボス、光沢加工などとコラボしたハイブリッドメディアもPAGE の中の新たな潮流になりつつある。
このように一見デジタル化が行き渡って沈静化したかに見えるDTP の水面下はカンブリア紀のように過去にはないいろいろな試みがうご
めいている。その中から次世代のグラフィックビジネスのモデルが出てくるであろう。
クライアントのビジネスを支え、クライアントとともに発展するには、印刷の前後にバリューチェーンを成長させていくことであろうし、そのきっかけが今見え始めている。




