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景気回復しても違う世界が待ち受けている
2008年秋のリーマン・ブラザーズ破綻以降の混乱の中で2009年2月のPAGE2009はの開催されたので、印刷もクライアントも含めてどの業界も過去の需給のバランスには戻らないだろうなという印象を多くの人が受けた。事実2009年は自動車の売れ筋がガソリン車からハイブリッド車に移ったように、景気回復しても違う世界が待ち受けているものが多くある。
昨年のリーマン・ブラザーズ破綻以前からマスメディア広告は毎年連続下降状態であったのが、2009年の前期では電通も営業利益が2%程度、博報堂に至っては赤字になるほど悪化している。これについてはマスメディア広告がダメであるようにいわれているが、一方で通販関係の広告代理店は増収増益で、売上を上方修正するところがあるほどである。実際にTVコマーシャルの内容はこの2年ほどの間に大きく変わってしまった。
つまり電通や博報堂は内部に高コストという課題を抱えていることと、取り扱いの主体がナショナルブランドによりすぎていた結果として今の状態があるわけで、舵の取り方の問題である。広告代理店は3~4年前に最高益をあげていた時代があったので、時代の変化への対応が遅れたのであろう。世界的にはGoogleが代表的な広告代理店になってしまったように、低コストでクロスメディアな広告ビジネスが今後の課題である。
今までWebやケータイでプロモーションをしていた会社にとっても、単純な広告出稿ではなく、よりクライアントのビジネスに密着した販促支援の方法を編み出さなければ生き残れない状態になっている。来年2010年2月3日-5日に開催されるPAGE2010では、「新生グラフィックビジネス」をテーマに、今すぐできる技術やサービスの組み合わせでこれから先に必要とされることに応えていこうというアイディアやソリューションを紹介していく。
展示においては昨年に引き続きデジタルサイネージのZoneや、eBook・電子書籍・PhotoAlbumなど、過去のグラフィックスのノウハウが発揮しやすいところ、また異業種のコラボで実現するアナログ系特殊加工とデジタルプリントのハイブリッドメディア、デジタルカメラの先に大きなトレンドとなっている3DCGなど、クライアントも関心をよせている特設Zoneも準備中である。
またコンファレンスではPAGE2009同様、デジタルメディア・トラック、グラフィックス・トラック、MIS/JDF・トラック、ダイレクトマーケティングトラックにおいて、これから2~3年先をターゲットに活動を始めている方々に、それぞれの試みを発表していただきたく、コンファレンスのスピーカーを募集している。今までと違うことを行う余地はまだまだ莫大にある。デジタル・ネットの時代になれば、いろんな要素の組合せやコラボレーションが可能になる。
グラフィックビジネスは今大きく変わりつつある真っ只中にいる。だからまずすぐできることをやってみて、これからの方向性を考えよう、リスク管理はしよう、良いものを育てていこう、という経験をお互いにシェアすることをPAGEは担っていきたい。 ぜひPAGE2010で意見交換して、ビジネスのパートナーを見つけて、クライアントにお役に立つことを伸ばしていこう。
PAGE2010コンファレンススピーカー募集中!




