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クロスメディアの実体験を語る クロスメディアエキスパート・合格者向けイベントの実施

掲載日: 2009年08月15日

去る2009年7月16日(木)に、東日本を中心とした、クロスメディアエキスパート認証試験合格者20名と認証委員長である田村氏と認証委員の佐々木氏をゲストに招き、「クロスメディアの実体験を語る」が行われた。

本イベントは、クロスメディアエキスパート更新試験の主旨説明から始まり、優秀なレポートを提出された方による発表と、クロスメディアエキスパート同士の交流を目的に、3時間にわたって行われた。

クロスメディアエキスパート更新試験の主旨について

クロスメディアエキスパート更新試験の主旨について、日本印刷技術協会常務理事・小笠原より下記内容の説明があった。

更新試験は、3つのテーマから1つを選択しレポートを提出する、合格者が2年に1度行うものである。3つのテーマは、

1.資格を取得してから2年間で自分の業務で、クロスメディア的なことに取組んだこと
2.仕事で取組んでなくとも今日の状況でクロスメディア的なことで考えていること

についてレポートとして提出していただくことが本来の主旨である。
しかしながら、前述した内容に対応できなければ、

3.本試験で行われる論述試験の解答のようなもの

をレポートにしてもらうといったテーマも用意している。出来ることであれば、「1」や「2」を選択していただき、取組んだことや考えたことをレポートとして提出していただきたいと考えている。

仮に自身の仕事の内容などを、他人に説明する際、時間をかけてゆっくり説明する機会は、なかなか無い。よって自己紹介や説明したいことはコンパクトにすることが重要である。これを踏まえ、更新試験では、15分間のプレゼンテーションの時間内で、説明できるレポートとして欲しいと提示している。

本イベントの主旨は、更新試験の報告というよりも、お互いの経験をシェアし交流する機会をつくっていきたいとJAGATは考えている。

採点基準は、魅力的な提案はどういうものであるかということを念頭において3つにポイントを絞った。
それは、

1.独創性:オリジナリティがあること
2.有効性:効果が見込まれること
3.発展性:これからのビジネスに活かせること

である。採点にあたり、3つのポイントがバランスよく記載されていることが求められるる。
採点基準は、ABCDの4段階で行っている。Aは、めったに無い秀逸な提案である。例えば検索エンジンのなかったころに検索エンジンを考えることなどである。しかしながら、これまでにAがついた人はいない。Bはレポートを読んだ際に、その内容について納得ができ、良くできた提案であると捉えられた場合につけられる。今回のイベントで発表していただく方は、3つのポイントのうち、少なくともBが1つ以上ある方である。Cについては、良く見かける提案内容であるが、提出者自身が置かれている立場の中で、自身の考え方を含んだ提案である場合につく。Dはビジネスの前進が見られないと判断した提案である場合につく。ホームページをリニューアルしたことだけについて書かれているだけであると、それがビジネスの進展に結びついているのか理解し難いため、Dをつけることもある。少なくとも費用をかけてホームページをリニューアルするのであれば、ビジネスの前進がなければならないということをご理解いただきたい。

しかしながら、更新試験の採点については、点をつけるのが目的ではない。合格者の方が採点基準を自身の仕事に反映し、その基準で提案書などの見直しを行っていただくことで、ビジネスにつながる魅力ある提案活動を行っていただきたいといった思いがある。

更新試験優秀者発表

 

更新試験優秀者発表では、日本アイ・ビー・エムの長尾氏から、「病院ベッドサイド端末向け新聞配布システムプロジェクト実施に関するレポート」の実例を交えた発表が行われ、プロジェクトの経緯や評価について説明があった。続いて、DNPデジタルコムの脇神氏からは、「ICT事業におけるITIL指向の重要性について」発表が行われICTを取り巻く状況やITILの重要性について述べた。さらに豊嶋氏からは、「電子マニフェストの現状と課題」について、産業廃棄物関連業界における電子マニフェストの位置づけやクロスメディア思考の重要性について述べた。これら全ての発表に対し、活発に質問や意見交換が行われた。

懇親会

 

懇親会では、名刺交換から始まり、組織の枠組みを超えた情報交換が時間を忘れてしまうほど行われた。

今後について

JAGATでは、こういった取り組みにから、組織を超え新たなビジネスチャンスをクロスメディアエキスパートと共に、いろいろと知恵を絞りあい、創造していきたいと考えている。